■鑑賞日
94/12/18(日)
■劇場名
松竹セントラル1(銀座)
■監督
石井竜也
■出演
陣内孝則, 舟越圭佑, 原田龍二, 坂上二郎, 木ノ葉のこ, 浜村純, 車だん吉, 藤竜也, 原ひさ子
■内容
余命がわずかだと感じた初老の写真家は、長年離れていた日本に戻り、息子と再会する。自分と母親を捨てた父親に恨みを抱く息子に、彼は幼いときに出会った河童の話しを始める・・・。
■感想
人気バンド米米クラブを率いるカールスモーキー石井こと石井竜也が、構想4年制作費10億円で撮りあげた初監督作品。これまでミュージシャンが映画を撮り、失敗してきた作品とは明らかに異なり、映画監督:石井竜也としての姿勢を強く感じとることが出来る。しかし、全体に中途半端な作りであることが残念である。エンターテイメント性に徹するでもなく、かといってドラマ重視でもなく、作品からインパクトが感じられない。初監督ということで少々力みすぎたのか?
■評価
☆☆☆★(映画監督としての今後の活躍に期待)
■コピー
俺はやっと、あいつのいる故郷に帰ってきた・・・・
■混雑度
混雑していますが,少し早めに行けば座れます
■公開日
94/12/20(火)