■鑑賞日
95/08/13(日)
■劇場名
シャンテ・シネ1(日比谷)
■監督
ニキータ・ミハルコフ
■出演
ニキータ・ミハルコフ, オレグ・メンシコフ, ナージャ・ミハルコフ, ウラジミール・イリーイン
■内容
ロシア革命の英雄コトフ大佐の妻となり、一人娘ナージャをもうけたマルーシャのもとに、ひとりの青年が訪れる。彼ドミトリはかつての恋人で10年ぶりの再会であった。しかし、スターリンの粛清が吹き荒れようとしていたこのとき、それは悲劇の始まりであった。
■感想
「黒い瞳」等で知られるニキータ・ミハルコフ監督が自ら主演し、十分に娯楽性の高い作品に仕上げながら、静かにしかし力強くスターリン時代を批判する。監督の実の娘ナージャの愛らしい笑顔が、逆に悲劇を強調している。
■評価
☆☆☆☆(エドワルド・アルテミエフによる音楽も美しい)
■コピー
愛はいつも遅れて、哀しみは突然やってくる。
■混雑度
毎回満席です。40分前には着いておきましょう。
■公開日
95/07/22(土)