■鑑賞日
95/10/14(土)
■劇場名
日比谷映画(日比谷)
■監督
大林宣彦
■出演
高橋かおり, 林泰文, 植木等, 宝生舞, 原田知世, 津島恵子, 井川比佐志, 岸部一徳, 多岐川裕美, 朱門みず穂, 峰岸徹, 村田雄浩, 根岸季衣, ベンガル, 田口トモロヲ, 柏原収史, 尾美としのり, 赤座美代子, 風吹ジュン, 奥村公延
■内容
3ヶ月前に起きた小型客船の遭難事故。その事故で、恋人を失った高校生、孫と妻を亡くした昔気質のやくざの親分、妻と娘の死から立ち直れない設計技師・・・。愛する人を失った彼らが、不思議な力に引き寄せられ、深夜の呼子浜に集まる。
■感想
「ふたり」に続く、大林信彦監督による新・尾道三部作の第2弾。大林作品は全体のトーンは暖かでゆったりとした印象だが、一つひとつの描写はキツい。今回の作品は「死」をテーマとしており、我々が出来れば避けて通りたい話題を、"すでに死んでしまった人々"を登場させ目をそらすことを許さない。そして我々は、主人公達のように、死を受け入れ生を考えはじめる。
■評価
☆☆☆★(邦画で泣いてしまったのは「さらば宇宙戦艦ヤマト」以来か・・・)
■コピー
愛していれば、きっと こんなことも起こるだろう・・・・
■混雑度
それなりに来てますが座れないほどではありません。
■公開日
95/09/23(土)