■鑑賞日
96/05/19(日)
■劇場名
シャンテ・シネ1(日比谷)
■監督
マイケル・ラドフォード
■出演
フィリップ・ノワレ, マッシモ・トロイージ, マリア=グラツィア・クッチノッタ
■内容
祖国チリを追われ、イタリアの美しい小島に身を寄せた世界的詩人パブロ・ネルーダ。そして、彼のための臨時の郵便配達人となった漁村の貧しい青年マリオ。この2人の不思議で暖かい友情の物語。
■感想
郵便配達人を演じたマッシモ・トロイージはイタリアでは非常に人気のある俳優だったが、この作品の撮影中はすでに一日2時間の出演が限界だったという。そのためか、監督、スタッフ、共演した俳優達、バンドネオンの少し悲しげな音楽、イタリアの美しい景色までもが彼を優しく包み込んで、支えているように見える。
■評価
☆☆☆☆★(クランク・アップの12時間後、トロイージは41年の生涯を閉じた。)
■コピー
人生を変えたのは、美しい言葉のタペストリー。
■混雑度
開演時には満席です。40分前には着いておきましょう。
■公開日
96/05/18(土)