■鑑賞日
96/08/04(日)
■劇場名
シネマスクエアとうきゅう(歌舞伎町)
■監督
クロード・ルルーシュ
■出演
ジャン=ポール・ベルモンド, アニー・ジラルド, ダリー・コール
■内容
1895年に生を受け、幼くして両親を失い、過酷な少年時代を過ごしたアンリ・フォルタンは、いつしか自分を「レ・ミゼラブル」の主人公ジャン・ヴァルジャンに重ね合わせるようになる。そして、2度の世界大戦という激動の時代の中で、「レ・ミゼラブル」の登場人物と同じ宿命を背負った人々と人生を交差させていく。
■感想
幾度となく映像化され、舞台でもロングランを繰り返す、ヴィクトル・ユゴー「レ・ミゼラブル」。本作は、単なるその映像化ではなく、舞台を20世紀に置き換えた上で、原作の要素を再構築し新たな物語を作り出すことで、そのテーマの再現を試みている。そして、その大胆な試みをクロード・ルルーシュ監督(「男と女」)は見事に成功させている。
■評価
☆☆☆☆★(そして、美しい音楽はフランシス・レイ、ミシェル・ルグランらの作品)
■コピー
もうひとりのジャン・ヴァルジャンがあなたに語りかける人生の真実
■混雑度
開演時にはほぼ満席です。20分前には着いておきましょう。
■公開日
96/08/03(土)