■鑑賞日
97/03/23(日)
■劇場名
シネセゾン渋谷(渋谷)
■監督
アニエス・ヴァルダ
■出演
ミシェル・ピッコリ, マルチェロ・マストロヤンニ, キアラ・マストロヤンニ, ロマーヌ・ボーランジェ, サンドリーヌ・ボネール, サンドラ・バーンハード, アヌーク・エーメ, ジャン=クロード・ブリアリ, ジュリー・ガイエ
■内容
映画大好きで現在卒業論文作成中の女の子カミーユに舞い込んだバイトの話。今年百歳になる映画界の功労者ムッシュ・シネマのボケ防止のために毎夜映画の話をすれば高給がもらえるという。映画監督志望のボーイフレンドを助けるため、早速屋敷へと出かけた彼女は・・・。
■感想
ヌーヴェル・バーグ先駆者の一人である女流監督アニエス・ヴェルダによる、映画100年の歴史を面白おかしく振り返る素晴らしい教科書。マストロヤンニ、アラン・ドロン、ジャン=ポール・ベルモント、ジャンヌ・モロー、カトリーヌ・ドヌーブらフランス映画スターからロバート・デ・ニーロ、ハリソン・フォードらハリウッド映画スターまで錚々たる俳優達が惜しげもなく出演。さらに、「市民ケーン」「天井桟敷の人々」から「マイ・プライベート・アイダホ」まで様々な名作を巧みに引用。映画ファンやっててよかった~という作品。
■評価
☆☆☆☆(1994年フランス映画。もう少し早く公開して欲しかったなー)
■コピー
映画マニアのためのシンデレラ・ストーリー
■混雑度
多少混雑しておりますが,座れないほどではありません。
■公開日
97/03/23(日)