■鑑賞日
97/07/20(日)
■劇場名
シネマライズ(渋谷)
■監督
ピーター・グリーナウェイ
■出演
ヴィヴィアン・ウー, 緒形拳, ユアン・マクレガー, 吉田日出子
■内容
書道家の父のもとで育った清原諾子。誕生日毎に肌に"書"を書いてもらっていた彼女は、いつしか、自分の体に"書"を書き入れてくれる男を探し求めるようになる。そして、運命の恋人ジェロームと出逢ったとき、ナギコは自ら筆を執る・・・。
■感想
清少納言に魅せられたピーター・グリーナウェイ監督(「プロスペローの本」)が、斬新な映像手法を駆使しながら、"書"の官能的な美しさを人間の肉体をキャンバスにして表現する。観劇後街へ出ると、いたるところに書かれた文字が、行き交う人々が、街全体が歪んで見えるほど、その作品は、甘美で危険。
■評価
☆☆☆☆(残念ながら、見苦しい"ボカシ"が作品の魅力を半減させている。)
■コピー
好きなもの、美しい男の肌 嫌いなもの、美しい男の裏切り
■混雑度
多少混雑しております。20分前には着いておきましょう。
■公開日
97/07/19(土)