■鑑賞日
97/12/14(日)
■劇場名
丸の内ピカデリー1(有楽町)
■監督
ジャン=ジャック・アノー
■出演
ブラッド・ピット, デヴィッド・シューリス, マコ・イワマツ, ヴィクター・ウォン, B・D・ウォン
■内容
1939年。ナチスドイツの登山隊メンバーとしてヒマラヤ登頂を目指すオーストリアの登山家ハインリッヒ・ハラー。しかし、悪天候に阻まれ登頂は失敗。さらにイギリス軍の捕虜となる。2年後、収容所を脱走した彼はさらに数年の逃避行を経て、ついに禁断の聖地チベットのラサへとたどり着く。
■感想
実在の登山家の自伝を、チベット(撮影はアンデス山脈)の雄大な自然とジョン・ウィリアムス、ヨー・ヨー・マによる荘厳で美しい旋律にのせて、「薔薇の名前」「愛人/ラマン」のジャン=ジャック・アノーが映像化。英雄としてではなく、ダライ・ラマとチベットの人々との交流の中で魂の救いを受け心を浄化させていく一人の男として描かれた主人公を見事に演じたブラッド・ピットがいつにもまして魅力的。
■評価
☆☆☆☆★(若き日のダライ・ラマを演じた少年も印象的で忘れがたい)
■コピー
愛のぬくもりが世界へ広がる。
■混雑度
非常に混雑しております。1時間前にはついておきましょう。
■公開日
97/12/13(土)