■鑑賞日
98/11/01(日)
■劇場名
シャンテ・シネ2(日比谷)
■監督
デス・マカナフ
■出演
ジェシカ・ラング, エリザベス・シュー, ボブ・ホスキンス
■内容
19世紀半ばのパリ。貴族に嫁いだ姉の陰で人生の表舞台に立つことの無かったベット。姉の死で後妻にとの期待も虚しく、家政婦にとの申し出だけ。さらに、囲っていた若い芸術家ウェンセスラスを姉の娘に盗られ、怒りを爆発させた彼女は復讐を開始する。
■感想
決してコムズカシイ話ではなく、現代にも通じるブラックなユーモアで満ちた人間喜劇。"悪女"でありながら、いじらしく憎めない主人公ベットを創り上げたJ・ラングの演技が素晴らしい。それにしても、女たちに振り回され破滅していく男達のなんと虚しいことか・・・。
■評価
☆☆☆☆(「地球は女で回っている」のを実感する・・・)
■コピー
情欲 欲望 殺人 人の世の変わらぬ姿
■混雑度
それなりに来てますが、座れないほどではありません。
■公開日
98/10/31(土)