■鑑賞日
98/12/13(日)
■劇場名
ル・シネマ1(渋谷)
■監督
イアン・ソフトリー
■出演
ヘレナ・ボナム・カーター, ライナス・ローチ, アリソン・エリオット, エリザベス・マクガヴァン, マイケル・ガンボン, シャーロット・ランプリング
■内容
1910年ロンドン。ケイトは新聞記者のマートンを愛していたが、上流階級の伯母に養われている身のケイトにとって、彼との結婚は財産を失うことを意味していた。そんな時、アメリカ女性ミリーと知り合い、親しい友人となるが・・・
■感想
ヘンリー・ジェイムズ(「ある貴婦人の肖像」等)の原作を「バック・ビート」のI・ソフトリーが映画化。表情に語らせる繊細な演出に俳優陣は十二分に応えている。H・B・カーター演じる、愛と欲望そして嫉妬におぼれ全てを失っていく主人公が、美しくも悲しい。
■評価
☆☆☆☆(いわゆる文芸映画とはまた印象が異なる作品)
■コピー
ひとつの愛、ふたつの愛しかた。
■混雑度
開演時は満席です。少し早めに受付を済ませましょう。
■公開日
98/12/12(土)