■鑑賞日
2000/03/25(土)
■劇場名
丸の内ピカデリー1(有楽町)
■監督
デヴィッド・リンチ
■出演
リチャード・ファーンズワース, シシー・スペイセク, ハリー・ディーン・スタントン
■内容
かつて仲違いをし、10年来会っていない兄のライルが倒れたとの知らせを聞いたアルヴィン。老いて目も弱り車の運転もできない彼は、時速10kmもでない小さなトラクターに荷台を取り付け、500km以上も離れた、兄の住むウィスコンシン州へと旅だった。
■感想
主人公もそのトラクターも少々ガタが来ていて、それでもなお真っ直ぐに、のんびりと前に進んでいく・・・そんなシンプルな物語に心を洗われる。彼なしにこの作品はなかったとさえ思わせるR・ファーンズワースの静かな存在感が、物語と見事に解け合っている。
■評価
☆☆☆☆(時折顔を覗かせるリンチ・ワールド。サウンド・デザインはまさに彼のもの)
■コピー
人生のわすれものを探しに――
■混雑度
多少混雑しております。少し早めに着いておきましょう。
■公開日
2000/03/25(土)