■鑑賞日
2002/03/02(土)
■劇場名
シャンテ・シネ2(日比谷)
■監督
マノエル・ド・オリヴェイラ
■出演
ミシェル・ピッコリ, ジョン・マルコヴィッチ, カトリーヌ・ドヌーヴ, アントワーヌ・シャペー, レオノール・シルヴェイラ, シルヴィ・テステュ, レオノール・バルダック, イザベル・ルト, リカルド・トレパ
■内容
そのキャリアで世界的に知られる名優ジルベール・ヴァランスは、その日の舞台の後、妻と娘夫婦が自動車事故で死んだことを聞かされる。彼は、残された孫セルジュを引き取り、再びいつもの生活に戻っていく。いつもの舞台、いつものカフェ、いつものパリ・・・
■感想
人物は何処に配し、光は何処に当て、影は何処に差すのか。何を見せ、何を見せないのか。何を聞かせ、何を聞かせないのか。むしろそっけないほどのオリヴェイラ監督の視線には、映画という表現手法の全てを知る豊かさ故の、冷たさと暖かさがある。
■評価
☆☆☆☆(監督は今年93歳。本作の後、既に2本の作品を完成させている。)
■コピー
ゆっくり、ゆっくり・・・生きていくって、むずかしい。
■混雑度
かなり混雑しております。30分前には着いておきましょう。
■公開日
2002/03/02(土)
■備考
4/20以降上映時間変更あり。シャンテ・シネでは定員入替制を実施中。前売り券も当日までに日時指定券との引き替えが必要