グレースと公爵THE LADY AND THE DUKE / L'ANGLAISE ET LE DUC

■鑑賞日

2002/12/21(土)

■劇場名

シャンテ・シネ3(日比谷)

■監督

エリック・ロメール

■出演

ルーシー・ラッセル, ジャン=クロード・ドレフュス, アラン・リボル, フランソワ=マリー・バニエ, マリー・リヴィエール, シャルロット・ヴェリー, ロゼット

■内容

プリンス・オブ・ウェールズとの間に子供をもうけながら、オルレアン公爵と出会い、フランスに渡った英国女性グレース・エリオット。二人の関係が終わった後も、オルレアン公爵を、そしてパリを愛していた彼女はフランスに留まっていた。そして、1792年8月10日・・・

■感想

絵画のイメージによって、現代の感性の中に植えつけられた"時代感"が呼び覚まされ、それは"現実感"へと変わっていく。主演二人の静かな名演に導かれ、傍観者から体験者になっていく。歴史という過去と共に、映画という未来への可能性を魅せてくれた。

■評価

☆☆☆☆(さりげないが、当時の衣装、特にグレースの衣装の見せ方も、また現実感を生み出している)

■コピー

戦わず、逃げもせず、ただ信じていただけ。

■混雑度

かなり混雑しております。30分前には着いておきましょう。

■公開日

2002/12/21(土)

■備考

シャンテ・シネでは定員入替制を実施中。前売り券も当日までに日時指定券との引き替えが必要

■公式サイト

■IMDb

■DVD (amazon.co.jp)