■鑑賞日
2003/07/13(日)
■劇場名
シブヤ・シネマ・ソサエティ(渋谷)
■監督
河瀨直美
■出演
福永幸平, 兵頭祐香, 生瀬勝久, 河瀨直美, 樋口可南子
■内容
夏。奈良の町。仲良しの双子の兄弟、圭と俊が二人で遊んでいると、突然、圭が路地へと駆け出していく。俊は兄を追いかけて走り始めるが、圭は忽然と姿を消してしまう。そして、兄の消息はつかめないまま5年の月日が流れ、俊は高校生へと成長していた・・・。
■感想
映像は、"まち"の動線である"みち"を追う。映画という作られたフレームの中に、単なる現実感を越えて、人々がそこに生きるが故の生々しいまでの空気感をも切り取っていく。歴史ある"まち"もまた無常であり、だからこそ"みち"に溢れる生の輝きが眩しい。
■評価
☆☆☆☆★(ラストシーン、奈良の町へ、観る者の心へと染み透っていく、UAの歌声。)
■コピー
この町に活きる喜び。この人と生きる歓び。
■混雑度
多少混雑しております。少し早めに着いておきましょう。
■公開日
2003/07/12(土)
■備考
シブヤ・シネマ・ソサエティでは、当日朝より全ての回の受付を実施。受付番号順での入場。