永遠の語らいA TALKING PICTURE / UM FILME FALADO

■鑑賞日

2004/04/24(土)

■劇場名

シャンテ・シネ1(日比谷)

■監督

マノエル・ド・オリヴェイラ

■出演

カトリーヌ・ドヌーヴ, ジョン・マルコヴィッチ, ステファニア・サンドレッリ, イレーネ・パパス, レオノール・シルヴェイラ, ルイージュ・ミゲル・シントラ, ミシェル・ルブラノ・ディ・スブラリオーネ, フランソワ・ダ・スィルヴァ, ニコス・ハツォプーロス, アントニオ・フェッライオーロ, アルパルスラン・サルト, リカルド・トレパ, ダヴィッド・カルドゾ, ジュリア・ブイゼル

■内容

歴史学者として大学で教鞭を執るローザ=マリアは、7歳の娘マリア=ジョアナを連れて地中海の国々を巡る船旅に出発する。ポルト、マルセイユ、ポンペイ、アテネ、イスタンブール、カイロ、アデン、そして、パイロットの夫が待つインドのボンベイを目指して・・・。

■感想

数々の文明、様々な言語・・・長い歴史を振り返り、人類が築いたその多様性を讃えながら、監督は我々の未来に深い憂慮の念を示す。幾つもの言葉が交じり合う、船上での"語らい"のひと時。そんな幸せが、世界の人々に訪れることを祈らずにいられない。

■評価

☆☆☆☆★(観光案内映画だったとしても、決して不満はなかったと思う。だが、作品はそれをはるかに超えるものだった・・・。)

■コピー

母と娘の地中海を巡る船旅は、遥かなる時空の旅だった。

■混雑度

かなり混雑しております。30分前には着いておきましょう。

■公開日

2004/04/17(土)

■備考

シャンテ・シネでは定員入替制を実施中。前売り券も当日までに日時指定券との引き替えが必要

■公式サイト

■IMDb

■DVD (amazon.co.jp)