■鑑賞日
2005/12/18(日)
■劇場名
OS劇場C・A・P(梅田)
■監督
フィリップ・リオレ
■出演
サンドリーヌ・ボネール, フィリップ・トレトン, グレゴリ・デランジェール, エミリエ・デュケンヌ, アンヌ・コンシニ, ナタリー・ブサンソン, マルティーヌ・サルセイ, フレデリック・ペレジェ, ジル・マッソン
■内容
ケルト民族の末裔たちが暮らす、ブルターニュ地方のウエッサン島。今はパリに住むカミーユは、かつて両親と暮らした家を売るため、久しぶりに故郷に戻っていた。懐かしい家で最後の晩を過ごすことにした彼女は、そこに届いていた1冊の本を読み始める・・・。
■感想
リオレ監督が描く、許されない、だが逃れられないその恋は、一夜の花火の如く儚いが、その一瞬の輝きゆえの美しさと切なさは、心に響く余韻を残す。風に向かい、波を砕きながら孤高に立つその灯台が、見守り続けた人々の営みを静かに物語っている。
■評価
☆☆☆☆(P・リオレ監督、S・ボネール主演の前作「マドモワゼル」(2001年)も併せて観ておきましょう。)
■コピー
1冊の本に秘められた母の恋
■混雑度
かなり混雑しております。30分前には着いておきましょう。
■公開日
2005/12/10(土)