■鑑賞日
2006/08/12(土)
■劇場名
シネ・リーブル梅田1(梅田)
■監督
ダグラス・ゴードン, フィリップ・パレーノ
■出演
ジネディーヌ・ジダン
■感想
ピッチを全速で駆け抜け、ずり落ちる靴下を直し、汗で濡れた顔をぬぐい、ロナウドに何か声をかけ、鋭い視線でボールの行方を追い、スパイクで剥がれた芝を直し、ベッカムを讃えて肩を叩き、口の中に入ってくる汗を唾と共に吐き捨て、ただ呆然と立ちすくむ。一つのボールではなく、一人の男を17台のカメラが追うとき、ある日のありふれたゲームの中に、いつもは見えない何かが現れるかもしれない、という映像表現の興味深い試みに、映画ファンは注目し、ジダン・ファンは陶酔し、サッカー・ファンは困惑する?
■評価
☆☆☆(ジダンのファンでも何でもない僕でも、90分間彼を見つめ続けると、その存在が気になり始める。時既に遅し、だが。)
■コピー
あなたは ピッチに立つ ジダンと共に
■混雑度
多少混雑しております。少し早めに着いておきましょう。
■公開日
2006/08/12(土)
■備考
シネ・リーブル梅田では、当日朝より全ての回の受付を実施。開演10分前より受付番号順での入場。