■鑑賞日
2006/10/21(土)
■劇場名
MOVIX京都 シアター3(河原町)
■監督
篠原哲雄
■出演
堤真一, 岡本綾, 田中泯, 笹野高史, 網島郷太郎, 北条隆博, 崎本大海, 金井史更, 中村久美, 中島ひろ子, 斉藤陽一郎, 中村靖日, 水木薫, 山田幸伸, 千葉哲也, 高良健吾, 高久ちぐさ, 千野裕子, 吉行和子, 常盤貴子, 大沢たかお
■内容
小さな衣料品会社で営業マンとして働く真次。ある日の仕事帰り、父が倒れたという連絡が入るが、父と対立し絶縁していた真次は、見舞いに行くつもりもなかった。その日は、若くして死んだ兄・昭一の命日。兄のことを思い出しながら地下鉄の駅を出ると・・・。
■感想
何処にでも通じ、迷路のように絡み合い、新しい場所と古い場所が入り混じる。映像化の難しいファンタジーだが、その実在するメトロという空間が、"血"が結びつける不可思議な運命の物語へと、違和感なく誘い込んでくれた。大沢たかおの熱演が印象深い。
■評価
☆☆☆☆(こんな物語が生まれるくらい、東京の地下鉄はちょっとした異空間。毎日乗ってた時は気付かなかったけど。)
■コピー
いつもの地下鉄を降りると、そこは昭和39年の東京だった──。
■混雑度
多少混雑しております。少し早めに着いておきましょう。
■公開日
2006/10/21(土)