2006/11/19(日)

京都シネマ3(烏丸)

中村真夕

於保佐代子, 風吹ジュン, キャメロン・スティール, 高良健吾, 谷川俊太郎, 松本花奈, 大山渉, 山地健二, 若林宏紀, 友寄由香利, 柄本明

1990年の夏。母と妹と一緒に暮らす高校3年生の瑞穂。母親とは顔をあわせるとケンカばかりの彼女は、別れて暮らす父親と会って、2人だけで話しをすることが楽しみだった。そんなある日、ベトナム戦争で心と体に傷を負ったアメリカ人、チャーリーと出会い・・・。

他人も自分さえも傷つけてしまうほどに鋭く、触れるだけで壊れてしまいそうに繊細で、それでいて、陽の光を浴びるとキラキラと輝く。孤独という水の中で揺れる割れたガラスの破片のような、主人公の"少女"としての最後の時間を、そっとやさしく見つめている。

☆☆☆★(時に射抜くような、於保佐代子の力強い視線が印象的。)

少女の中で、いのちがふくらんだ。

かなり混雑しております。なるべく早めに受付を済ませておきましょう。

2006/11/18(土)

京都シネマでは、当日朝より全ての回の受付を実施。開演15分前より受付番号順での入場。