■鑑賞日
2008/01/12(土)
■劇場名
京都シネマ1(烏丸)
■監督
フランソワ・オゾン
■出演
ロモーラ・ガライ, シャーロット・ランプリング, サム・ニール, ルーシー・ラッセル, マイケル・ファスベンダー, ジャクリーン・トン, ジャニーン・デュビツキ, クリストファー・ベンジャミン, ジェマ・パウウェル
■内容
20世紀初頭の英国。田舎町で母親と暮らす少女エンジェルは、貴族の生活に憧れ、その妄想を物語として書き綴っていた。やがて、その才能が出版社に認められ、16歳で作家デビュー。処女作「レディ・イレニア」はベストセラーとなり、注目を集めたエンジェルは・・・
■感想
過剰なまでにドラマチック、華美なまでにロマンチック。かつてのハリウッドにオマージュを捧げ、ややもすれば安っぽくなるメロドラマを堂々と謳い上げるオゾン監督に、映画の中でさえ純粋に夢見ることを許せなくなった私たちへの皮肉を感じるのは、ひねくれ過ぎか?
■評価
☆☆☆☆(どれほど魅惑的でも水泡に帰するのがイマジネーションの世界。「エンジェル」自身もまた空想の産物に過ぎない・・・。)
■コピー
わたしが書いた甘い人生に、運命がしかけたビターな罠
■混雑度
多少混雑しております。少し早めに着いておきましょう。
■公開日
2008/01/12(土)
■備考
京都シネマでは、当日朝より全ての回の受付を実施。開演15分前より受付番号順での入場。