■鑑賞日
2008/03/16(日)
■劇場名
京都シネマ1(烏丸)
■監督
チェマ・ロドリゲス
■出演
ヴァレリア, メルシー, ヴィルマ, カロル, キンバリー, チーナ, マリナ
■感想
仕事中の暴行や日常生活での差別といった問題を社会に訴えるためサッカーチームを結成した、娼婦として働くグアテマラの女性たち。試合を挑んでくる国内外のチームや、周囲から向けられる偏見と戦う彼女たちの活動を追ったのが、このドキュメンタリー。決してサッカーは強くないが、罪深さを知りながらも誇りを忘れない彼女たちの、人間としての強さは圧倒的。残念ながら小さなボール一つで社会を変えることは出来なかったが、この経験から何かを得て彼女たち自身が変わったとすれば、それは大きな前進かもしれない。
■評価
☆☆☆★(僕らには想像も出来ない人生を歩んで来たに違いないマリナの、幸福に満ちた美しい歌声が心に響く。)
■コピー
ハイヒールをスパイクに 化粧品をボールに いま、彼女たちの戦いが始まる。
■混雑度
それなりに来てますが、座れないほどではありません。
■公開日
2008/03/15(土)