■鑑賞日
2008/10/11(土)
■劇場名
シネ・リーブル梅田2(梅田)
■監督
ミロス・フォアマン
■出演
ハビエル・バルデム, ナタリー・ポートマン, ステラン・スカルスガルド, ランディ・クエイド, ホセ・ルイス・ゴメス, ミシェル・ロンダール, マベル・リヴェラ, ブランカ・ポルティージョ, ウナクス・ウガルデ, フェルナンド・ティエルヴェ
■内容
1792年。スペイン国王に迎えられ宮廷画家となったゴヤは、裕福な商人の娘イネスと、カトリック教会の神父ロレンソの肖像画に取り組んでいた。そんなある日、ロレンソの発案で異端審問を復活させた教会は、ユダヤ教徒の疑いがあるとして、イネスに出頭を命じる・・・
■感想
画家ゴヤが主人公として登場するが、彼はむしろ狂言回しとして、スペインの歴史の1コマを物語っていく。そこに渦巻く深い愛情と浅ましき欲望の中に彼が見た"亡霊"こそが、自らの醜い姿を省みることなく同じ歴史を繰り返す"人間"こそが、物語の真の主人公なのだ。
■評価
☆☆☆☆(美しさと醜さ。人間の両面を剥き出しにする、H・バルデムとN・ポートマンの熱演が印象的。)
■コピー
それは、立ち入り禁止の、愛。
■混雑度
満席です。出来るだけ早めに受付を済ませておきましょう。
■公開日
2008/10/11(土)
■備考
シネ・リーブル梅田では、当日朝より全ての回の受付を実施。開演10分前より受付番号順での入場。