2009/01/11(日)

MOVIX京都 シアター3(河原町)

スティーヴン・ソダーバーグ

ベニチオ・デル・トロ, デミアン・ビチル, サンティアゴ・カブレラ, エルヴィラ・ミンゲス, カタリーナ・サンディノ・モレノ, ロドリゴ・サントロ, ジュリア・オーモンド

祖国アルゼンチンから南米を縦断する旅の途中、困窮する人々の姿を目の当たりにした医師エルネストは、メキシコでフィデル・カストロと出会う。キューバのバティスタ政権打倒を目指す彼に共感したエルネストは、1956年11月、80人の兵士と共にキューバへと渡った・・・。

この第1部では、キューバ革命という歴史的局面の現場へと我々を誘いながら、チェが、その時その場所で、誰と出会い、何を思い、どう行動したかを、丁寧に紡ぎ出していく。決して英雄への賛美ではない。だが、一人の人間としての彼への共感が、確かにそこにある。

☆☆☆☆(ハリウッド寄りの作品を手がけるかと思えば、その対極にあるような本作で圧倒的な力量を見せる監督。その器用さには舌を巻く。)

かつて、本気で世界を変えようとした男がいた。

かなり混雑しております。なるべく早めに受付を済ませておきましょう。

2009/01/10(土)

MOVIX京都では2/27までの上映。TOHOシネマズ梅田で上映中。