■鑑賞日
2009/02/21(土)
■劇場名
梅田ガーデンシネマ2(梅田)
■監督
フランシス・フォード・コッポラ
■出演
ティム・ロス, アレクサンドラ・マリア・ララ, ブルーノ・ガンツ, アンドレ・M・ヘンニック, マーセル・ユーレス, アレクサンドラ・ピリチ, エイドリアン・ピンティ, フローリン・ピエルジクJr., ゾルタン・バトク, アナマリア・マリンカ, マット・デイモン
■内容
1938年、ルーマニア。老齢の言語学者ドミニクは、生涯を費やした研究が未完に終わろうとしていることに落胆していた。そして、自らの命を絶とうとブカレストの街を訪れた時、彼は突然の雷に撃たれてしまう。瀕死の重傷を負いながらも、一命を取り留めたドミニクは・・・。
■感想
歴史も、言語も、宗教も、本来全ては時間という次元の中で渾然と融和している。過去、現在、未来という概念もまた、その次元に触れた人間の精神が見る幻影に過ぎない。そのカオスの中に意味を見出そうとする試みを、ある人は人生と呼び、ある人は夢と呼ぶのだ。
■評価
☆☆☆☆(哲学的好奇心を刺激する本作は、(ワインで儲けた?)自己資金を投じて撮った、恐らくコッポラの精神に最も近い。)
■コピー
その魂は不滅。
■混雑度
多少混雑しております。少し早めに着いておきましょう。
■公開日
2009/02/21(土)
■備考
梅田ガーデンシネマでは、当日朝より全ての回の受付を実施。開演10分前より受付番号順での入場。