■鑑賞日
2011/04/16(土)
■劇場名
京都シネマ1(烏丸)
■監督
周防正行
■出演
草刈民代, ルイジ・ボニーノ, ローラン・プティ, ユージーン・チャップリン, ジャン=シャルル・ヴェルシェール, リエンツ・チャン, ナタナエル・マリー, マルタン・アリアーグ, グレゴワール・ランシエ
■感想
元々はボニーノ側の企画だったようだ。"チャップリン"を映画にできる機会などまず無いし、一度バレエの世界へと渡った"彼"を、再び銀幕の中に引き戻すという課題には、映画監督なら誰もが手を挙げるに違いないが、周防氏ほどの適任はいないだろう。容易ならざるその挑戦の過程を捉えた第一幕では、監督らの試行錯誤が垣間見えて興味深い。そして、プティの演出やボニーノらのパフォーマンスに最大限の敬意を払いつつ始まる第二幕では、"チャップリン"を介してバレエと調和していく映画の世界に、ただただ見惚れる。
■評価
☆☆☆☆(結果として、映画監督である夫からバレエダンサーを退いた妻へと捧げる、美しい花束となった。)
■コピー
バレリーナ草刈民代のラストダンス
■混雑度
満席です。
■公開日
2011/04/16(土)
■備考
京都シネマでは6/3までの上映。テアトル梅田で上映中。京都シネマでは、当日朝より全ての回の受付を実施。開演15分前より受付番号順での入場。