■鑑賞日
2011/05/14(土)
■劇場名
テアトル梅田2(梅田)
■監督
深田晃司
■出演
山内健司, 杉野希妃, 古舘寛治, ブライアリー・ロング, オノエリコ, 兵藤公美, 松田弘子, 河村竜也, 菅原直樹, 齋藤春香, 永井秀樹
■内容
東京の下町で小さな印刷屋を営む小林幹夫。若い妻と、前妻との娘、そして出戻りの妹が一緒に暮らしていた。そんなある日、一人の男が訪ねてくる。古い知り合いの息子を名乗るその男にいつの間にか言いくるめられ、幹夫は彼を住み込みで働かせることにするが・・・。
■感想
平穏に見える家族に投げ込まれる、小さな礫。そこに生じた波紋は、やがて巨大な渦となって一家を飲み込んでいく。慌てふためく彼らの様が誘う大いなる笑いは、"歓待"の心を失い、よそ者に門戸を閉ざして小さな社会を守ろうとする、我々日本人への失笑でもある。
■評価
☆☆☆☆★(そして最後に、テーマは再び"家族"へと戻る。作品の残す余韻と、何事も無かったかのように生活を続けるであろう彼ら(自分)に身震いした。)
■コピー
踊れ! 世界家族!
■混雑度
(監督舞台挨拶のため)かなり混雑してます。
■公開日
2011/05/14(土)
■備考
テアトル梅田は全席指定入れ替え制を実施中。前売り券も、座席指定券との引き換えが必要。