■鑑賞日
2011/06/09(木)
■劇場名
シネ・リーブル梅田1(梅田)
■監督
モーガン・スパーロック, アレックス・ギブニー, ユージーン・ジャレキ, ハイディ・ユーイング, レイチェル・グレイディ, セス・ゴードン
■出演
スティーヴン・D・レヴィット, スティーヴン・J・ダブナー
■感想
人間の行動は常に、最も強いインセンティブによって決定づけられる。その極めて単純化された前提に基づき、経済学の観点から現代社会の隠された真実を解き明かそうという試み。その鋭い切り口にはドキリとさせられるし、特に大相撲の八百長問題に迫るパートは、日本人にとってショッキングな内容。だが、先の見えない社会に生きる私たちにとって、"安易な結論"もまた強いインセンティブであり大きなワナでもある。最後に述べられている通り、まず疑問を持つことが重要。「ヤバ経」は、そのための強力なツールの1つなのだ。
■評価
☆☆☆★(今注目の若手ドキュメンタリー監督が集まったのだから、各パートがもっと個性的でも良かったのでは?)
■コピー
目からウロコのエンタメ経済ムービー
■混雑度
(平日も)それなりに来てます。
■公開日
2011/06/04(土)
■備考
シネ・リーブル梅田では、当日朝より全ての回の受付を実施。開演10分前より受付番号順での入場。