■鑑賞日
2012/05/03(木)
■劇場名
名古屋シネマテーク(今池)
■監督
アキ・カウリスマキ
■出演
アンドレ・ウィルム, カティ・オウティネン, ジャン=ピエール・ダルッサン, ブロンダン・ミゲル, エリナ・サロ, イヴリーヌ・ディディ, ゴック=ユン・グエン, ライカ, フランソワ・モニエ, ロベルト・ピアッツァ, ピエール・エテックス, ジャン=ピエール・レオー
■内容
フランスの港町ル・アーヴル。マルセルは駅や通りで靴磨きをしながら、妻のアルレッティ、愛犬ライカと共につつましい生活を送っていた。ところがある日、アルレッティが病に倒れ入院してしまう。そんな時、アフリカから密航してきた少年イドリッサと出会ったマルセルは・・・。
■感想
色彩、音楽、優しい目線・・・いつものカウリスマキ節が嬉しい。一方、社会の抱える難題をいつになく明確に描いているのは、小さな驚き。最後に訪れる、ある奇跡。でも、1人の少年のために連鎖していく人々の善意こそ、本当の奇跡。難題を解く鍵も、きっとそこにある。
■評価
☆☆☆☆★(確かにハッピーエンドのようで・・・でもマルセルの幻想のようにも思えるラスト。)
■コピー
心をみがけば、奇跡はおこる。
■混雑度
立ち見です。
■公開日
2012/04/28(土)