■鑑賞日
2013/04/20(土)
■劇場名
名古屋シネマテーク(今池)
■監督
レオス・カラックス
■出演
ドニ・ラヴァン, エディット・スコブ, エヴァ・メンデス, カイリー・ミノーグ, エリーズ・ロモー, ミシェル・ピッコリ, レオス・カラックス, ナースチャ・ゴルベワ・カラックス, レダ・ウムズンヌ, ジェフリー・キャリー, アナベル・デクスター=ジョーンズ, ジャンヌ・ディソン
■内容
ある朝。家族に見送られて邸宅から仕事に向かう銀行家のオスカー。白いリムジンに乗り込んだ彼は、電話でのやり取りを終えると、長い髪のかつらをブラシで梳かし始める。そして、リムジンがセーヌ川に架かる橋に到着すると、彼は物乞いの老婆の姿となっていた・・・。
■感想
余りに多くの映画が、余りに多くの人生を描いてきた。だがそれらは、自分が自分として生きるという罰から逃れようと、我々が創造した虚構でしかない。それでもなお、真実を映画は描く。我々が人生と呼ぶものもまた、我々の生み出した虚構の一つに過ぎないのだ、と。
■評価
☆☆☆☆★(美しさは、例えば映画そのものではなく、それを観る人の心に宿ると言う。人生もまた、そうなのだろうか。)
■コピー
人生は、終わりなき舞台。
■混雑度
多少混雑してます。
■公開日
2013/04/20(土)