■鑑賞日
2015/03/27(金)
■劇場名
センチュリーシネマ1(栄)
■監督
マルコ・ピアニジャーニ
■出演
マルコ・ピアニジャーニ, 石丸謙二郎
■感想
500年以上の歴史を誇る世界最大級の美術館を、日本に居ながらにして堪能できると期待していたが、紹介される作品はごく一部に過ぎず、タイトル通り「入口」までに留まる。しかも、古代ローマの彫刻の数々や、ミケランジェロによるシスティーナ礼拝堂天井画など、映し出される作品のどれもが息を呑むほどに美しいのだが、大仰なナレーションと、監督らしき人物が自ら蘊蓄を語る姿と、イメージ映像とがウンザリするほど挿入され、感激を阻む。芸術を真に堪能するには、その目で観て、その手で触れなければならない、という戒めだろうか?
■評価
☆☆★(「4K3D」がウリ?の映画が、「4K」にも「3D」にも対応していない劇場で上映されてしまう現状を憂う。)
■コピー
天空に息づく、究極の美――
■混雑度
それなりに来てます。
■公開日
2015/03/21(土)