ニル・バイ・マウス
NIL BY MOUTH

No.M98-016
鑑賞日98/02/22(日)
劇場名恵比寿ガーデンシネマ1(恵比寿)
監 督ゲイリー・オールドマン
出 演レイ・ウィンストン, キャシー・バーク, スティーヴ・スィーニィ
内 容
&
感 想
失業中のレイモンドは麻薬中毒の義理の弟ビリーや仲間達と、夜毎町へと繰り出す。ヴァレリーは、酒癖が悪く暴力的な夫レイモンドを、それでも愛していたが彼の暴力は次第にエスカレートしていき、ついにヴァレリーは娘と家を出る。
俳優として許される個の表現の限界。彼の演技にはその苛立ちが常に感じられる。その鬱積した力が、表現者としてのG・オールドマンを駆り立てたのだろう。その力強さに、ただ圧倒されるのみであった。一つひとつのシーンに込められた彼の想いをその強烈なパワーへと変換した俳優達の迫真の演技は称賛に値する。
評 価☆☆☆(暴力シーンのリアリティと言う点では北野武作品に通じる)
コピー悲しみを食うか、食われるか-。サウスロンドン8区。
混雑度多少混雑しております。少し早めについておきましょう。
公開日98/02/21(土)
Link [IMDb] [DVD]
備 考
cinepre