| No. | N12-198 | |
| 鑑賞日 | 2012/11/04(日) | |
| 劇場名 | 名古屋シネマテーク(今池) | |
| 監 督 | ジャファル・パナヒ, モジタバ・ミルタマスブ | |
| 出 演 | ジャファル・パナヒ | |
| 内 容 & 感 想 | ||
| 初めは、6年の禁錮刑と20年間の映画製作禁止を言い渡され自宅軟禁中のパナヒ氏の、当局へのちょっとした皮肉を込めた軽いアイデアだったのかもしれない。だが、映画ではないとは何かを考えることは、映画とは何かを考えることに他ならない。映画監督である自身と向き合い、それを否定していく作業に、彼は苦悩し始める。キャメラで自分を撮ったところで、それは鏡像でしかなく、何も生まれない。しかし、終盤、1人の青年(=被写体)の登場によって一転する。これは映画ではない。映画が(再び)生まれる瞬間、そのものである。 | ||
| 評 価 | ☆☆☆☆☆(パナヒ監督は映画を求め、映画もまた、パナヒ監督を求めている。) | |
| コピー | ||
| 混雑度 | それなりに来てます。 | |
| 公開日 | 2012/10/27(土) | |
| Link | [海外] [日本] [IMDb] [DVD] | |
| 備 考 | ||
| cinepre |