見たくないものを見てしまったような後味の悪さ

中国Turbo Filmsとの共同製作で続編が作られる、という話しがあったはずだが・・・。

28年前に地球を"騒がせ"た某鳥類似のエイリアンも、次回まさかのガーディアンズ入りか?

ちなみに、頭にアンテナのついたようなエイリアンの外見は「ヤボ」と言っていた前作の特殊メイクデザイナーは、本作には参加していない。

オリジナルはB・マーレイ、日本語版は藤井隆が声を担当。「ロスト・イン・トランスレーション」で共演した縁??

V・ポルスターの起用には批判の声もあったようだが、いずれにせよ、彼の存在がなければ本作は違う作品になっていただろう。

何にせよ、エミリー・ブラントの迫真の演技は堪能できる。

なんとサントラはオリジナル3曲を含む「プリンス」名義のアルバムとなっている

M・ロドリゲスは演技もボクシングも初めてだと、後で知った。

もちろん、今や(利益もリスクも)巨大なビジネスとなった映画業界関係者自身も、"彼女"の重要なお得意様だ。

ヒロインを演じるV・ヌネスは魅力的だが、もう少し演技力が欲しかった・・・

当初はケネス・ブラナー監督、ケイト・ウィンスレット主演で映画化が企画され、ガーンジー島で撮影が行われる予定だったが・・・。

J・セイルズ監督次回作は、コロラドを舞台にした殺人ミステリー"Silver City"で、D・ハンナが再び出演。

セリフ("Jesus Chrysler !"とか)や映像(ジェイ・レノにそっくり!?なジェイ・リモとか)には小さな遊びがいっぱい。DVDが待ち遠しい!!

本当は字幕版で観たかったけど・・・ソフィア・ローレンの声が少し聞けたので良しとしよう。

爽快なレースシーンと郷愁あふれる光景が帰ってきた。親しみやすいキャラはそのままだが、中身は大人向け?

市川崑監督のこのセンスが、僕にはまだ見抜けない

知らない町の知らない映画館でも、閉館のニュースを聞くと、何故か寂しい気持ちになってしまいます・・・。

本作において映像は脇役でしかないが、彼の言葉を伝える媒体として、パーフェクトな役割を果たしている。

吉永小百合は文句なく最高。その演技にも美しさにも見とれてしまう。浅野忠信のキャスティングもまた絶妙。

ミーラー監督のハリウッド映画「太陽に抱かれて」も近日日本公開予定

ソフィア・コッポラ監督、ビル・マーレイ主演「ビル・マーレイ・クリスマス」("A Very Murray Christmas",2015年)もここが舞台。

最後に流れる"Come rain or come shine"はJ・ルイスが歌ってます

声優の個性がキャラクタに強く反映されるだけに、3D字幕版での上映が嬉しい。が、字幕の見づらさは、大きな課題。

竹内彩夏は、撮影から2年後の2001年8月に引退してしまったらしい

れっきとした台湾映画だが、様々な形で日本が登場する。それだけ、台湾における日本の存在が小さくないということ。

そもそも、某国営放送傘下の製作会社による作品。観てしまった時点で、我々は既に騙されている!?

せっかくの緊張感漲るクライマックスも、ゆるいエンディングで台無し。もったいない・・・。

もう少し「ざわ・・・ざわ・・・」させてくれると思ったけど。

オーバーアクションな演技の応酬も息切れ気味。

"ヤンガリー"は韓国のゴジラとも言うべき存在らしい・・・

それほど恐ろしくもなく、それほど可愛くもなく、そんなかいじゅうたちが愛おしく思えてならないのは、声を演じた俳優たちのおかげ。

エンドクレジットの後、意外に長いシーンと重要なメッセージが・・・(危うく席を立つところだった)。

ちょっとシュールな展開とかなりシリアスなテーマを包み込む、英国流?のユーモアと、ハイランドの美しさと、何より子どもたちの愛らしさ。

日本の幽霊は、決まっていつも美人・・・。江戸の昔から、女性の美しさと恐ろしさは表裏一体!?

不精をしてはいけないな、と思いつつ、「シネマ歌舞伎」の気軽さについ負けてしまう・・・

ちなみに撮影が行われたのは、地上。 http://bit.ly/2vW4Oi3

「海底47m」("47 Meters Down",2017年)の続編でもなく、「海底47m」ですら無いが・・・。

俳優・笑福亭鶴瓶はなかなか魅力的だが、声優の方は・・・。最後にはその関西弁にも慣れたけど。

引き続きコテコテ大阪弁のミスマッチが可笑しい笑福亭鶴瓶。声だけでも演技力抜群の芦田愛菜。そして、出演していたことさえ気づかせない中井貴一。中島美嘉は・・・。

'80sな選曲もチョットわざとらしい。

"メガ"になってもミニオンはミニオンでした。今後の"活躍"にも期待できる?

どうも、昔のタイ映画のスタイルが引用されているらしい。

エンドクレジット後にトルコ共和国大統領からのメッセージあり。日本からは・・・無し。

アニメーション・パートが特に印象的。実写パートとの違和感のない場面転換も見事。

J・リー主演作とは思えない客層に(分かっていても)少し戸惑う。アクション映画への出演も続くようで、ファンとしては一安心。

飛鳥時代の「玉虫厨子」よりも更に古い韓国「玉虫馬具」。その起源については本作も1つの仮説を提示するが、そこから先は、まさに歴史ロマンの世界。

旅行気分が味わえるのも魅力だが、11月のカイロの暑さまでは、さすがにスクリーン越しでは伝わらず。

今は亡きリヴァー・フェニックスにこの映画は捧げられている

ベルギー出身の女性監督によるお洒落なフランス映画

西部劇&SFに期待したけど、「カウボーイ&カウボーイ」のほうが良かった。

核兵器をゼロにすればいい、という当然の結論。だが、2万を2千に減らすことは可能でも、1をゼロに出来るだろうか、我々人類に・・・。

ゲリラ的に撮影したらしい街中の場面では、O・スマッチ演じるヒトラーは人気者扱い。モノマネだと笑っている人ばかりなら害はないのだが・・・。

ドイツ、イタリアとくれば、次は日本か!?(誰に蘇ってもらうかが問題だが)

実際には「空はとても暗く、地球は青みがかっていた」と言ったらしい。いずれにせよ、あの"名言"は本作には登場しない。

毎日出逢う人々の中の、毎日見つめる自然の中の美に気付くこと。簡単なようで難しい。

出演作が日本でも続々公開されるレイチェル・ワイズ。今後が楽しみ。

1991年、アパルトヘイトは崩壊した。だが、世界は本当に変わったのだろうか?

女優たちの美しさには1シーンごとにウットリ・・・。でも、男たちもまた輝いているのがフランス映画の魅力。

ストーリーに期待し過ぎていたかも。役柄と微妙にズレたキャスティングから引き出される、役者たちの演技の方に面白さがあったのに。

ミスキャストかと思っていた小栗旬は意外にも?好印象。その一方・・・。

テープを置いたのは誰なのか? あえて言うならば、"犯人"は常にキャメラの後ろ側にいる。

物語の意外な"真実"に驚く一方で、ドヌーヴ本人はあのドレス気に入ったのだろうか?などと余計なところが気になったり・・・。

囲炉裏の火の粉や、舞い上がるほこりといった細やかな描写にも、"山田組"の存在を感じる。

オリジナル誕生から実に50年! 本作をきっかけに、その偉大さを知る、というのもいいでしょう。

上手いヘタが演奏の善し悪しではない。演技もまた然り。

「"人喰い"トニー」が僕的にはヒット。ホントに怖い「池乃めだか」って感じ?

そして、何故この穢れた場所に私たちは生を享けられたのか、その理由を日本最古の物語の中に求めようとする試み。

白状すれば、一番視線を奪われたのは、場違いな美しさとセクシーさを振りまくG・ロドリゲスだったけど。

そういう心の無邪気さ、一つのことに突っ走る純粋さを取り戻せば、大人だって少しは世界を変えられるかもしれない。

硬派な社会派作品から、こんなに軽やかなロマコメまでこなしてしまうG・クルーニー。今やハリウッドに欠くことの出来ない存在。

むしろ、普通に短編オムニバスとして撮った方が面白かったかも。

またコワイ女性監督が1人現れた・・・。

"Motto Wasabi"??カウリスマキ監督はワサビがお好き?

コミカルな演技を見せるJ・アイアンズはちょっと珍しい?舞台は同じでも「ヴェニスの商人」(2004年)とは対照的。

対照的に男性性の顛落と死を示唆する本作の脚本・監督が、女性ではなく双子の兄弟というのも興味深い。

日本版は、音楽も総入れ替えでバージョンアップ！？

こういう映画が製作され広く劇場で公開されるアメリカは、ある意味、まだ健全なのかもしれない。

M・ムーアを100%信用することは出来ないが、ジョージ・W・ブッシュは100%信用できない!

デ・ニーロ、ペシに至っては、何も言うことはありません

なぜか次回監督作は第２次大戦中のロシアを舞台にした歴史ドラマ。

セリフも筋書きも無しに、毎年熱いドラマを生み出す箱根駅伝の素晴らしさを、逆に実感。

全編を力強く吹き抜ける風。黒い雨雲の下へと、爽やかな晴れ間へと、それは私たちを運ぶ。

DVDで手軽に楽しめる今という時代だからこそ、映画館で堪能したい作品。できればフィルムで観たかったが・・・。

「アフガン・アルファベット」と対を成す作品と言ってもいいかもしれない

スクリーンから溢れる、大沢たかおの並々ならぬ情熱。三池崇史は、その情熱を受け止めきれる監督、という人選だったのだろうか?

せっかくの素晴らしい絨毯を、もう少しじっくり見せて欲しかった

主演のA・サパンポンは、「春の雪」(行定勲監督,2005年)にも出演。本作での演技が評価されたようだ。

撮影は去年の5-6月だったはずですが、某"IT企業の社長"の未来を暗示するシーンも!?

ウィリアムが22歳の時に行ったTEDでのプレゼンは、こちらで見ることができる https://bit.ly/1ma386c

本作は日本語映画の上映を禁止していた韓国での解禁後最初の映画となった。

バリー・ソネンフェルド監督がハリウッドでリメイクするとか・・・。

英国"中部地方"が舞台なのに"カントリー"&"ウェスタン"な味付けが面白い。

種は芽を出し、花を開き、やがて実を結び、そして土に還ってゆく。次の年、再び芽吹くために。

「東京家族」の時もそうだったけど、家が狭苦しく見えるのは、大家族を見慣れなくなったから?

悪役で有名なアーネスト・ボーグナインが久々？に顔を見せる

誰かと思えば音楽は「プリンプリン物語」（懐かし・・・）の馬飼野康二である

若さ全開のスピーディでド派手なアクションがキモチイイ!

監督もまたロマの出身であるという

カヒミ・カリィがナレーションという発想。時代劇の枠を取り払うダメ押し。

そういえば「ガッチャマン」の呼び名は、タイトルを除いて、本編内で一切使われていなかった気が・・・。

映画はまだ進化の途中。人類はもうどん詰まりだけど。

とはいえ、全編アクション・シーンの連続で見応え十分

映画監督としての今後の活躍に期待

緻密で美しい背景美術と、TVアニメ並みの荒い動画との落差は気になったが、それも過度なリアリティを避けるため?

フィルムが消え、映写技師は不要となり、俳優さえデジタル化されつつある時代だが、作り手と観客は辛うじて今も人間。映画にもまだ希望はある!?

感情に訴えるドラマではなく、真実を伝えようとする監督の凄まじい気迫が、作品に漲っている。

しかし、又右衛門らの願いは通じず、2000年どころかわずか3年で安土城は焼失。それは、日本の「バベルの塔」だったのかもしれない・・・。

暗く、重く、希望もなく、未来もない。それでも140分間、スクリーンを凝視し続けるしかなかった。

それに答えたハル・ベリーとベニチオ・デル・トロの演技は、見応え十分。

松田龍平がカッコイイ。カッコ良すぎて、まるでヒーローものみたいだ。

知りませんでした、KANO。しかも、こんなにも熱い試合を繰り広げていたとは・・・

"イラン映画"という一面的な見方は、もう改めなければならないようだ。

長編4作目で初めて日本公開となる監督の、その女性としての視点にも注目したい

10人の女優たちの映画でもあり、監督の、彼女たちへの挑戦・挑発にも見える

ハリウッド・リメイクも決まった新作「霊」では、ホラー・クイーンに変身か?

昨年のカンヌ映画祭ある視点部門グランプリ受賞作品

単なる"立体感"や"奥行き"といった段階から、表現手法としての3D映像へのステップアップが、いよいよ本格的に始まったようだ。

キスシーンすらないラヴストーリーも珍しい。ちなみに、エンドロールの後も物語は続く・・・。

ウディ・アレン監督作品初のデジタル撮影。久しぶりのマンハッタンも美しすぎる?

サントラ盤は出てないのか・・・。

アニメーションによって歪められた時空間が、不条理なカフカの世界と、希望を失いかけた現代社会とを地続きにしている。

同じくカポーティを描いた映画"Infamous"が、間もなく米国公開。同時期に2つの作品。偶然か?必然か?

現代劇であることをふと忘れる、時代感覚の"無さ"も興味深い。

本作でデビューした二階堂ふみは本当に太陽のよう。監督・役所広司、いい娘を見つけました。

ジェシカ・タンディの遺作は「Nobody Fools」で今年公開予定

人間は、神の名の下に殺戮を繰り返してきた。だが、その罪深さでさえ、人間に宿る生命の崇高さの一面なのかもしれない。

冨田勲の音楽にこんな使い方があったとは!!

アップを多用した、登場人物たちに寄り添うような映像も印象的。

このまま第3作へと希望をつないで欲しい。

宇宙の果てまでぶっ飛べるこんな映画を、僕は待っていた。

例えゴリラが相手でも揺るがない、カトリーヌ・ドヌーヴの美貌と貫禄。

そして、A・ゴウラリ。演奏シーンを見るまで、あの美しい"女優"は誰だろうと思っていた・・・

宮沢りえよりも、最後まで無表情な小林聡美のキャラクタが気になる・・・。

クリスチャンを称する人々の考え方がよく分かる映画。彼らに神の救いがあることを祈る他ない。

壁に囲まれた病院の屋上と、桜のある小さな庭。知らず知らず、その向こうにある風景と、人々のことを想う。

女優陣での見所は小雪よりもむしろ大後寿々花。そして、妖艶な演技の土屋アンナも、小さな役だが印象は強烈。

サイモン・ペッグもカメオで登場。一緒に踊って欲しかった!?

監督が用意したユーモアに笑いがこぼれるまでの一瞬に感じる、戸惑いと躊躇いについて考えてみる。

しかし、まだまだ特撮技術にバラツキが見られる

噛めば噛むほど脳内に旨味が滲み出るこんな作品は、本当に久しぶり。

何故「カメリア」?と思ったらツバキは釜山の花、そしてカモメは釜山の鳥、らしい。

藤原竜也の芝居は舞台向きだと思うけど、この脚本も舞台化したら面白いかも?

観客は女性が圧倒的に多いが、年齢や性別を問わない仕上がり

とっとと帰りたくなるのをグッと我慢して、エンドロールの終わりを待ちましょう。更なる悪夢が・・・。

武器の類は全く登場せず、肉体とバイクによる格闘戦のみ、というのは逆に新しいかも。

堂々と舞?を奉納した彼らに、吉田神社の祟りが無いことを祈ります。

ハラゴシラエ前に観に行きましょう。お腹は鳴るけど、心は優しく満たしてくれます。

これだけの名曲を揃えておいて、サントラが出ない(出せない)なんて・・・もったいない。

「ビッグ」「デーヴ」の脚本を手掛けたＧ・ロスの初監督作品

TVも見なきゃいかんな、と反省

助産師の顔に見覚えが・・・。

だが、どうも展開が慌ただし過ぎる・・・と思ったら、やはりオリジナルは全3時間のTVドラマだった。

おばぁ役の諸見敏の、そして人間国宝である平良敏子の、演技では決して出せない存在感も印象的でした。

石原さとみは脇役だがハジけた演技が印象的。一方、村上ショージに準主役は荷が重かったのでは・・・。

背景ばかりがリアルで、キャラクタたちはちっともanimateされてない。台詞を言い、物語を語るだけでは、アニメに魂は宿らない。

デ・パルマのカメラワークがここでも冴える！

大自然の映像や、動物たちの"演技"につい目を奪われてしまうが、この映画の発する警告に、まず耳を傾けたい。

あえて舞台を日本(小金井らしい)に移したのに、欧州的な雰囲気を強く残した。混ざり合った感じは楽しいけど。

巨大メタボ腹にとどまらず、JBの半ケツまで3Dで拝めるとは・・・アリガタヤ、アリガタヤ

96年の作品。お祖母さんとエデンは、今も元気に暮らしているそうです

「ギルバート・グレイプ」、「ナチュラル・ボーン・キラーズ」も楽しみなルイス

あくまでも娯楽作だが、荒唐無稽と一笑に付すことができない怖さもある。来るべき日への心構えとしたい。

韓国のエンタテイメント映画、いよいよ侮りがたし!

続編はすでに撮影に入っているとのこと。ただ、Kalki Cinematic Universeを謳っているから、Part 2では終わらないかも?

由紀さおり、上條恒彦、秋山和慶と"ゲスト"も豪華だけど、残念ながら活かせていない。

エンドクレジットでも紹介される数多くの音楽家たちの共演も、本作の見どころ&聴きどころ。

パス・ベガ演じるカルメンのスペイン語がまた(意味は理解できないけど)堪らなくセクシー。

実はクリスティ自身も、ポワロを登場させたのは失敗だった、と後に述べていたとか。

3Dっぽさの強調も含めた現実感の薄い映像が、ギャツビーの存在ばかりか物語そのもののも空虚に見せている気がするのだが。

そして魅せる輝くような美しさ。これはもう、ベニングのための映画。

肝心なところでまさかの"インターミッション"(上映トラブル)で、ちょっと興ざめ・・・。

C・ランプリングをこんなチョイ役で使うとは!　新人監督ゆえの大胆さか?

やっぱり邦題が気になりますねー

彼が食べるあのジャージャー麺の味は、韓国人でないと分からないんだろうな・・・。自分はうどんの味を思い浮かべながら、涙した。

皮肉に満ちた悲劇的な展開を期待(?)していたが・・・意外にも"ノーマル"なメロドラマ。

ミュージシャンであり名バイプレーヤーでもあった、りりィ(1952-2016)最後の出演作。

英国のベテラン女優たちがズラリと顔を揃えたことも、映画として魅力を増している。

こういう狂った映画は決して、狂った人間には撮れないという事実が、一番怖い。

ソン・ガンホをも圧倒するキム・オクビンの悪魔的魅力には抗えない・・・。

「がんばる」っていいことだな、と思えたのは、なんか久しぶり。

ホウ・シャオシエン監督作品を見ている方は、見て下さい

映画にすればこれだけ人もカネもかかる世界を、座布団一枚の上で創り上げてしまう噺家の凄さを、逆に実感した。

ジャズがお好きな方は、サントラだけでも是非!

「監視者」としてはキュートすぎるヒロインが唯一の欠点!?

S・ブロックはまもなく公開「デンジャラス・ビューティ」に期待しよう！

全編を覆う不快と不安の中で、それを和らげてくれるのが、唯一の無垢な存在であるヘス家の犬Dilla。実際に、ヒュラー自身の飼い犬だとか。

「クリちゃん・・・な、内臓が、無いぞう・・・ナンチャッテ」『こっち来ないで』「はぃ・・・」

T・マグワイアの演技は言うに及ばず。P・サースガード演じる神父、M・スタールバーグ演じる弁護士、そしてL・シュライバー演じる好敵手との描き分けとバランスも絶妙。

残念ながら、報復は完全とは言えず・・・。

「完全犯罪」という邦題も意味不明

原題からは、もう少しミステリ要素の強い作品を想像していた

小林栄子役は、明らかにWHOの医師・進藤奈邦子がモデルだが・・・本人はOKしたのだろうか?

イザベル・ユペールって何歳だっけと思って調べてみたらビックリ!!

そして最後に、テーマは再び"家族"へと戻る。作品の残す余韻と、何事も無かったかのように生活を続けるであろう彼ら(自分)に身震いした。

テロ事件と報復攻撃がなければ、この映画もどこかに埋もれていたかもしれない・・・

カラッとハリウッド風に仕上げるのかと思っていたら、しっとりと和風。いや、湿気っている、と言うべきか・・・。

もっとも、パーフェクト・アンサーが、常に最良の答えとは限らないが・・・。

モリコーネの音楽は、間違いなく本物。

タイトルは、"全人類"と言うより、日本のキタノから世界の悩める同胞たちに捧げるエールに聞こえる。

カントリー・ミュージックの入門編として、お子様にも最適です!?

この3人のクロスオーバーが実現すれば、もっと面白いことが起こりそう。

当初の編集者は難作業に音を上げてしまい、結局、監督自身がFinal Cut Proの使い方を覚えて編集したとか。

フラガールたちの笑顔から大いに元気をもらう。逆にこちらが勇気づけられていることへの心苦しさを感じつつ・・・。

4月公開予定の「CUBE2」は別の監督の作品

"会社員"に一層厳しい米国での話とは言え、机にかじりついて給料をもらっている雇われの身としては、他人事と済ませられない。

重いテーマの作品に明るさをもたらすリアム少年。確かに応援してあげたくなる。

いかにも"子役"という臭みのない、個性的な子供達の暴れっぷりが楽しい。

幻のカブスのリーグ優勝見たさに地元ファンが球場につめかけたとか

クリクリなカワイさはハンパじゃねー!!!けど、脚本や特撮や(カンフーくんを除く)アクションは中途ハンパー!!!でした。

ブルース・リーを敬愛するシンチーは、子供の頃観たチャップリンに大きな影響を受けた、とも語っている。

せっかく字幕版で観られたのに、声を演じる豪華キャストのことなどすっかり忘れて、作品に夢中になっていた。

2D版で十分楽しめたが、日本語吹き替えには違和感・・・はやり豪華オリジナル・ヴォイスキャストで観たかった。

楽しい嬉しいエンディング♪でも、やっぱりNG集も欲しい・・・。

ジョニー・アリディ、ジャン・ロシュフォール共演の監督最新作"L' Homme du train"は年末公開に。

1997年製作の日本未公開作品。舞台となった北京では大ヒットしたとか。

優しく温かな雰囲気でお話は終わるが、中盤での宮崎あおい演じるツマの形相が、最後まで頭にこびりついてしまった・・・。

どれだけ映画を作ろうと語り切れない事実が、まだ土深く埋もれているに違いない・・・。

どちらかと言うと、アレクサンダー・ハッケの音楽とチャップリンに泣かされた気もするけれど。

A・ラヴィーンのデビュー作としても話題の本作。だが、その重さ故か、劇場公開は日本が先行することになった。

人類が失うにはあまりに貴重な財産。せめて「合奏」が無事に保管されていることを願わずにいられない。

でもアイデアは面白いしM・ストロングもいい雰囲気なので、ここはぜひ「記憶探偵ジョン・ワシントン」シリーズとか・・・。

コミカルさは十分。シニカルさが欲しい。政治映画ならなおのこと。

コンサート・シーンでのキッドマンのアップなど、斬新かつ繊細な演出は注目に値する。

ガイ・ピアースはまた一つ、その魅力を増している

先週に引き続き、高橋メアリージュン。戦闘能力高し。

楠葉宏三の監督によるアニメ映画版(1997年)もあり。安達祐実らが声優として出演している。

故スタンリー・キューブリック監督への追悼?シーンも

勇気、自由、愛・・・人類不変のテーマの源流を辿るには、「紀元前10万年」くらいでないとダメ?

映画としての出来は素晴らしいが、おすすめはできない。

E・ウンハウワーはドミニク・モル監督「マンク 破戒僧」(2011年)にも出演(見逃した!)。次回作はキム・シャピロン監督のコメディ?

マイケルの魅力、ヴィゴの貫禄、キーラの衝撃。クローネンバーグらしからぬ(?)美しい映像が、キャストの熱演が際立たせた。

あるミュージシャンが発する音楽を記録する、という意味において、確かにこれは最も"完璧"に近い一つの答え。

香川照之が出演していなければ観なかったかも。作品に与えた影響力は、5分の1では到底納まらないはず。

と、いいつつ、33回忌ぐらいにパワーアップして再復活したりして・・・。

2000年製作の作品。世界には、素晴らしい短編アニメが、まだまだ眠っているに違いない。

実はこの作品、キシュ島の観光局が企画した観光映画で、あと3話あるらしい

フランスの落語噺ような、なんだかそんな印象。

最近、どこかで観たようなタイトルとシチュエーションだが・・・似て非なる作品。

SF大作への出演やジャッキー・チェンとの共演?等々、しばらくリーから目が離せそうにない。

C・ペンの表情にも、バン★

これまたディカプリオ主演でリメイク決定。「ディパーテッド」のように上手くいくか・・・。

原作は９６年１月に発表された白川道の「海は涸いていた」

思った通り、独立した1本の作品とはなっていない。次回作を「完結編」と明言しているのが救いだが。

2部作と時間をかけたわりには、キャストとキャラクタの魅力を十分に引き出しきれずに終わっている印象。

まえだまえだの2人だけでなく、子供たちがみんな輝いている。何だか希望が湧いてくる。

本作にも描かれている「タクシー数」のくだりは、数学好きにはよく知られた逸話。

見事な演技でエミリー・ワトソンは米アカデミー賞主演女優賞にもノミネート

原作は「激突！」「ある日どこかで」で知られるリチャード・マシスン

映画監督志望のマリック役を演じたA・ドゥラメの実体験に基づく物語。自身の夢も叶えようとしている彼は、間違いなく「受け継ぐ者たち」の一人。

サントラでもそのパフォーマンスを披露しているジョナサン・リース=マイヤーズ。このままデビューできるのでは!?

注目の子役パク・チビン主演最新作はチン・グらと共演する、韓国で8月公開のファミリー映画「アイスケーキ」

邦題は水増し(!?)で、実際の行程は1700マイル(2700キロ)。途方もない距離であることに変わりはないが。

監督と脚本を務めたヴェトナム出身のT・ブイはまだ26歳だという

思わずHMVに"エメット・レイ"のCDを探しに行ってしまった(汗)

北海道の自然とキタキツネたちの35年目の今を捉え、何が変わり、何が変わっていないのかを、併せて伝えて欲しかった。

若手からベテランまで実力派揃いだが、地味な題材には華やかすぎたかも・・・。

ここのところ重い話が続いたので、吉永小百合出演121本目にはロマンチックコメディなどいかがかと。

「西武警察」「ビー・バップ・ハイスクール」などを手掛けた那須真知子の脚本だけに?映画的演出はやや過剰

メル・ギブソンにも観て欲しい!?

モリコーネや1973年ホノルル・ライヴ版"An American Trilogy"を持ってくるチグハグな音楽センスは、僕好み!

せめて前作なみに音楽が良ければまだマシだったのに・・・。

その脚本も手がける、主演の2人。女性ならずとも、彼女たちのファッションは気になるところ。

物語として当然(?)この家族に危機が訪れるのだが、不思議に不安を感じない。2人の母、そして南カリフォルニアの陽光のおかげだろう。

「スウェーデン家庭調査協会」は実在した!監督はその調査結果を見て、アイデアを思いついたとか。

俳優に、映画に目覚めてしまった瞬間の役所広司の表情に、ちょっと泣いた。

ただ、本作で一番いい"演技"をしている!?のは少年役のS・ブレスリン

音楽の担当は知っていたが、デヴィッド・バーンが本人役で出演しパフォーマンスまで披露してくれたのは嬉しいサプライズ。

なんというか・・・テンポがズレている感じでした

悲しい物語ではあるが、決して悲劇ではない。いわゆる"難病もの"ではあるが、いい意味で泣けない。

「皇帝ペンギン」(2005年)の監督による初のフィクションだが、動物からも少女からも、自然な演技を引き出している。

ついにモビルスーツの本格的実戦投入!・・・かと思ったら、それは赤い彗星の「誕生」までお預け。

"その後"への布石は打ってあるようだが・・・果たして「生き延びることはできる」のか?

もう「機動戦士ガンダム」である必要性は無くなっている気もするけど・・・。

そろそろ過去の亡霊を追い払いたいところだが、作品を重ねるに連れて亡霊も増え続け・・・。

「III」に用意されているという新たな結末は、この混乱を収束してくれるのだろうか?

この物語はフィクションであり、登場する人名、企業名などは全て架空のものです・・・。

疼くね。それを恐れていたんだけど・・・。

井筒和幸の下で修行(?)しただけあって、27歳の監督ながら、ベテラン俳優を大胆に使いこなす。

もちろん、表情豊かな"きな子"も魅力。ただ、有名なあのシーンはCGでちょっとガッカリ・・・。

この物語は、イスラエル出身の監督の自らの経験に基づくという

単なるサイコ・サスペンスだと思ったら、裏切られる。

妻ミシェルが近況などを語った約2分間のインタビュー映像が、本編終了後に上映される。彼女が元気そうなことも救い。

このキャラたちは、鈴木敏夫プロデューサーの落書きから生まれたのだとか

劇中に日本語で聴こえてくる歌は、篠原敏武率いるToshitake & The Old Boysのアルバム「日本語で歌うフィンランドの心」に収録の「星を見つめて」

日本=イギリス=台湾。いまや、他の国々の希望を借りなければ、自分の国の姿も見ることができないのか。

劇中の"フォークリフト安全講習ビデオ"は実在の短編作品"Staplerfahrer Klaus"(2000年) https://www.amazon.de/dp/B005XWR93G/

救いのない物語を、このキャストが救っている。

美しい顔立ちのZ・エフロンは、その爽やかさを拭いきれず。

素っ裸で、というのはハリウッドの不文律なのか?

監督らしいファンタジー冒険活劇にも見えるが、この物語に「おわり」は訪れない。

初めは全てを曝け出すことを恐れるヒロイン。だが、彼女を演じたM・コティヤールは、まるでそれを恐れていない。

同じ歌のサビを何度も聞かさせる設定なので、エンディングに同じ曲はちょっとウンザリかも・・・。

そんなチャ・テヒョンも、高校時代から14年間交際を続けた女性と今月1日ついにゴールインした。

千鶴役の蓮佛美沙子、龍役の青山ハル、教師役のARATA。キャラクタとしては脇役に魅力があった。

世の中にラヴ・ストーリーは溢れていても、この作品のように、本当の意味でそう呼べるものは少ない。

A・フィッシャー自身が自らの半生を"脚色"した。しかし、この映画の完成は紛れもない事実。

出演したアフガニスタンの少年たちのこれからの人生に、良い風が吹くことを祈りたい。

やはり、これは若者たちのための作品。ひねくれてしまったオトナには純粋さが眩し過ぎた。

本作はビル・パクストン(Bill Paxton,1955-2017)に捧げられている。彼がイタリアの撮影現場を訪れた際、グァダニーノ監督と友人になったのだとか。

主演I・フェニェーの端正な顔立ちと鍛え上げられた肉体は、世界の映画界と若い女性から注目を集めそうだ。

シカゴの美しい夜景もまた胸に沁みる・・・。

だが、ラストシーンでシモンがみせる表情は、厳しい現実を我々に語っている。

事件の真相より、髪型の謎?ほうが気になってしまって・・・。

「オスカー・ワイルド」(1997年)以来のB・ギルバート監督作品がこれ、というのはちょっと意外・・・

"Sky Captain and the World of Tomorrow"が最大のライバルか??

舞台劇の映画化と気付いたのは観ている途中だった

が、壮大なスケールの"FedEx"と"トム・ハンクス"のCMのようにも見える

アッと驚く大物俳優達がカメオ出演

寺島しのぶの演技は衝撃的だが、元ちとせの歌う主題歌にも、同じだけのインパクトがあった。

偉大なる先人の言葉をもう一つ。「それは月を指差すようなもの。指先だけに集中すると、その先にある栄光を見失う」

そして、C・ウォーケンとPANAMを復活させてくれたスピルバーグに拍手！

彼らの毛繕いに多大な時間と労力を費やしたであろう、延々と続くエンドクレジットに並ぶ人々が、誰一人この映画を止めようとしなかったのは、ある意味奇跡。

ネコ派のあなたは観ない方がいいかも？

"Meow!"の鳴き声は、ミシェル・ファイファーの方がセクシーだった・・・

エタ・ジェイムズを演じたビヨンセの上手さは当然として、マディ役のJ・ライトの歌声には震えた。

日本を例に挙げて賞賛する監督。だが、資本主義にドップリ浸かったこの国の現状を思うと、恥ずかしくなる。

ホラー映画と言えば"続編"。その最大の定番シナリオさえも本作は打ち砕くのか。それとも、打ち砕かれるのか・・・。

ウィンター・ソルジャーとともに気になるのが、シャロン・カーターの登場。第3作では深くストーリーに絡んでくると思われるが・・・。

本編後に"The Avengers"の特報あり。本編が"The Avengers"の長い長いイントロという印象も、あり。

原題は「おしゃぶり」のことだが「平和をもたらすもの」というニュアンスも。なお、ウルフはキャプテン(=大尉)ではなく・・・

ハーロック世代でなければ、もっと素直に楽しめたと思うけど・・・。

7歳でソマリアを脱し、14歳で米国に移住、本作で俳優デビューしたB・アブディ。彼が演じる海賊の「アメリカに行きたい」というセリフに、それぞれの運命を想う。

事前に聞いてはいたけれど、それでも冒頭MARVEL STUDIOSのロゴには思わず涙が・・・。

しかし、なんでいつもミュージカルなんでしょうか？

セットもプロットも良かったのに・・・。笑えるだけでは面白い映画にはならない。

"トレッカー"の皆さんは必見ですよ！

邦題は少し堅苦しすぎるような気がしますが･･･

監督は「セブン・イヤーズ・イン・チベット」にもスタッフとして参加していた。

音楽は「秘密と嘘」で黒人の娘を演じたマリアンヌ＝ジャン・パチスト

J・ムーアとの残虐シーンのやや不自然?な編集が気になる。レイティング対策かと思ったけど、米国ではR指定だし・・・

日本でもこの映画をきっかけに彼女の絵が注目されるか？

映像にも衣装にも音楽にも物語にも、ただただため息。

金子ノブアキ演じる加藤の"熱血講義"には、危うく感化されそうに・・・(実は本作一番の肝のシーンかも)。

金と時間をかけただけに全てが完璧。完璧すぎて面白みがない、とも言える。上映時間168分

テーマ曲"The Good Life"に込められた皮肉に、ニヤリとさせられる

全編を彩る名曲の数々、そしてS・ソンドハイム本人の登場と、ミュージカル好きには嬉しい限り。

監督次回作は"Me and My Monster"。少年とモンスターの交流を描くファンタジー・コメディ、というのもまた意外?

物語はシンプルで、映画としては小さな作品だが、心に刻まれる印象は深い。

「ホーム・アローン」等C・コロンバス作品はいつもドタバタがキツいのですが・・・

フラストレーションを感じる隙も与えない、こんな勢いの良いアクション映画は久しぶりだ。

前作を観ておく必要は全く無いけど、「96時間」って何?という疑問は残る。

邦題はもはや完全に意味不明だが、今回は原題すら意味を失いつつある・・・。でも、それがL・ニーソンが要求した出演の条件だったらしいが。

ロシア映画でお馴染みのエドワルド・アルテミエフが音楽を担当、ドラマを盛り上げる

涙が出てしまった。ドキュメンタリーなのに。

対象客層が「サトエリ」ファンだけというのが、「ハニー」最大の弱点か!?

美しさと醜さ。人間の両面を剥き出しにする、H・バルデムとN・ポートマンの熱演が印象的。

女性のポジティヴさには、いつも頭が下がります

大統領官邸がピンク色に染まる日は近い！？

全編英語なのは思ったほど気にはならなかったが・・・

美しくミステリアスな本作の音楽は、「人間失格 太宰治と3人の女たち」(蜷川実花監督,2019年)も手掛けた三宅純によるもの。

好き嫌いはあるかも知れませんが、一見の価値アリです

主演K・マチェットはV・ナタリ監督「カンパニー・マン」にも出演している

脚本は「タクシー・ドライバー」のポール・シュレーダー

ほぼ全ての登場人物が見せる、ゾッとするほど「凶悪」な顔。でも、ふとそれが人間臭く感じて、またゾッとする。

冒頭シーンには「東映」のヤル気(?)を感じた・・・

ロマンスとコメディと殺人。監督お得意?の3要素を揃えたものの・・・。

立命館の学生が製作した作品だが、指導教官は山田洋次監督。妥協のないプロの仕事を1人1人が学んだに違いない。

田中麗奈の関西ことばは、ちょっと無理している感じもするけど、歌っているようでかわいい。

このへんな生きものは まだ日本にいるのです。たぶん。

何で突然、西田敏行演じる北条家の家臣が現れたのか理解できず、ウケ損ねたのが悔しい。

前半のテンションの高さは、むしろ後半に取って置いてほしかった。

どんな役にも成り切るデ・ニーロは、どんな映画でもキャラクタがブレないステイサムを引き立てつつ、魅せる所はしっかり魅せてくる。さすがだ。

劇場を出ると、みんなが「ま～げて～♪のばして～♪」と口ずさんでる。それは、最高のミュージカルの証。

あえて類似作品を挙げるなら、アフリカ版「美女と野獣」?

結局何者にもなれず、やがて生きる屍となって振り返る時、君たちは校舎の屋上に立つ桐島の姿を見るだろう。

本作でも「スパイダーマン」がちょっとアメイジングに活躍!?

Country & Westernな音楽は好みだけど。

ロバータ・フラッグが歌うあの名曲とは、関係ありません。念のため。

TV版を観ていない"新参者"だが、阿部寛演じる加賀恭一郎のキャラクタは新鮮に楽しめた。

原作は修士論文として書かれた小説だそうです

レオナルド・ディカプリオは今全米で大人気。愛称はレオ

ユマのへっぴり腰も、ルーシーの"ヤチマイナァ!"も笑って許すけど、"ししおどし"は減点対象と致します!?

デカデカとイニシャル刻んちゃったりして、もうタラちゃんユマにベタ惚れか??

久しぶりに、いい邦題に出逢えたことも嬉しい

"スピリット"のキャラクタの参考として、アニメーター達は「ダイ・ハード」を繰り返し見たとか。

薬物問題が沈静化したと思ったら今度はメカニカルドーピング。自転車競技界もまた、根深い病に冒されているようだ。

K・ベッキンセイルの好演はちょっと意外?だった

むしろ主題歌のほうが印象に残りそう・・・。

戦場の描写にしても人間模様にしても、どこか整い過ぎている。そのあたりが、第二章以降に崩れてくることを期待したい。

どこまで描いてくれるのか、終章まで辿り着けるのか、それだけが気がかり。

第3シーズンの告知はなかったが・・・。

第2作「宇宙の果てのレストラン」もついに復刊!この機会に第4～6作の邦訳もお願いします!!

どんな役でも印象的なC・イジョフォーだが、まさかドラッグクイーンの役まで完璧にこなすとは!

元刑事を演じたロー・リエは、タランティーノも大ファンだという、かつてのアクション俳優

残念ながら、本作が"俳優"シドニー・ポラックとしての最後の作品となってしまいました。

興行的には、全世界の興行収入をかき集めても製作費さえ回収できない大惨敗。主演にカリスマが足りなかった?

様々なメイクとコスチューム(!!)で戦いに挑むK・ナイトレイ。スピンオフ、いかがですか?>Disneyさん

「ブレードランナー」等で知られるブライオン・ジェイムズは本作が遺作となった

本作にエジプト人俳優は一人も出演していないらしいが、アレックス・プロヤス監督はエジプト生まれである。

見る直前まで、P・ジャクソン監督もこれで終わりか・・・と思っていたが、とんでもない間違いだった!!

早く続きを観せてくれ!!!(日本生まれの怪獣たちが米国と中国の資本で踊らされるのは複雑な気持ちだが・・・)

引き続きC・ファース&M・ケイン共演なら続編も期待するところだが・・・。

前作に引き続き、あまりアガらず・・・。C・ファース&M・ケイン共演でもう一度組織を立て直して欲しい。

武侠映画を超えるスケール感を期待したが、やはり到底ムリか・・・。

新作"Elizabethtown"でようやく現代に帰ってくるオーリーも、その後は「パイレーツ・オブ・・・」にとんぼ返り。

と、見せかけて、実は米国自身の問題にはほとんど触れていない。結局はエンターテインメントでしかない。

鋭いナイフのような危うさと脆さ。G・G・ベルナルはますます魅力的。

牛の名前が「GPS」ってカワイイ、と最初は思ったが、その後の展開を考えると意味深。

数少ない見どころの一つは長澤まさみによる"朗読"シーン。全編それにして欲しいくらい。

アニメーション作品「千年女優」とオーバーラップする部分も・・・

もちろん猫たちも可愛いし、女性たちもみんな可愛い。そして、男たちも・・・ちょっとカワイイ。

この冬ぜひおすすめしたいファミリー映画

米国は、自らの手で敵を作り出していることに、とうに気付いているはずなのだが・・・。

明るすぎて盲導犬になれなかったというクイール役のラフィー。でも俳優としては一流。

映画賞を総なめしたH・ミレンをはじめ、キャストのソックリさんぶりが、リアルさと面白さを倍化させている。

もしかして、3部作、とか？

アリーヤはこの作品のあと「マトリックス」シリーズへの出演が決まっていた・・・

2012年の作品。シーゲル夫妻に最近、復活の動きがあるとか。出来ればそこまで追いかけて欲しかった。

残念ながらオスカーは逃したようだ

エレンが泣くシーンがちょっと気に入らないので、減点

サドの妻を演じたJ・メネラウスはJ・ラッシュの妻でもある

やはり日本語吹き替え版のみなのは残念。大半のシーンを中国語で演じた染谷将太の努力も報われない。

万物に宿る神、諸行無常・・・どこか日本にも通じる世界観。

私たちの体を満たすのは、何処かで誰かが吐き出した息。心も、そうに違いない。

最近の作品では「この胸のときめき」と似てるかな?

自分の体は全て食べたものから出来ているこいうことを、私たちはつい忘れがちになる。

結局「アメリカ」は役立たずに終わる。それはただの皮肉か、それとも世界の現実か。

ストーリーに新味は薄いが、素直に楽しめる群像劇。

重要な問題提起となりうる題材だったが、残念ながらただの絵空事にしか見えなかった。

リレハンメルにもジャマイカからボブスレーチームが出場しました

「苦役列車」はいいタイトル。でも、この映画のものではない。

「ゴジラ」「エイリアン」を踏襲するも、主役は、あくまで人間。主人公を喰わない程度に個性的な怪物の造形が見事。

2002年の作品。ゆっくりと、時間をかけて日本へと辿り着いた、そんなところがこの映画らしい。

Deep Forestが音楽を担当。知らなかったので、ちょっとビックリ。

ドキュメンタリーとしては平凡だが、彼女の非凡さ特異さを伝えるには、むしろそれが相応しいのかも。

オリジナル版は244分。家族の姿を描くには、時間はいくらあっても足らない。

監督、そしてキャストは全員がマオリ人。だからこそ生まれるリアリティがある。

小田和正の主題歌はたしかにピッタリだけど、現実に引き戻される感じ・・・。

邦画なら、と考える。男優は何人も思いつくが、ヒロインを演じられる、若く、美しく、艶かしい女優はいるだろうか?

「10日間で男を上手にフル方法」のヒット、そして6番目の妻との離婚。彼は今も健在だ。

舞台劇の雰囲気を残した演出が、重いテーマを少し和らげてくれている。

アルトマンは既に次回作"Dr.T & the Women"の撮影に入っているようだ

ショーンを演じるＲ・ウィリアムスの好演がだめ押しする

警備員役として出演する脚本のマイク・ホワイトは、この後「スクール・オブ・ロック」を大ヒットさせた

デ・ニーロは、本作を起点に、現代史を描く3部作を構想しているらしい。

緊張感に満ちた展開に、ひと時の安らぎと、かすかな憂いをもたらす、スタンダードなJAZZたち。クルーニーのセンスに惚れる。

それにしても珍妙な邦題だが、原題は"継母"の意味

劇中に挿入される種々のハーブの効能。人の心は、まだ自然と深く繋がっている。

いくつかある日本製西部劇のチャンポンな感じは楽しいが、そこが邦画の限界。

原題の"Benjamins"とは100ドル札に描かれたベンジャミン･フランクリンのこと。「世の中カネだ!」の意。

監督は「ドライビング・ミス・デイジー」のブルース・ベレスフォード

そもそも、このキャスター陣で番組が半年以上続くとは思えないけど・・・。

日本近日公開「カセットテープ・ダイアリーズ」("Blinded by the Light",2019年)のネル・ウィリアムズが、ある重要な役で出演している・・・。

映画としての物語はフィクションだが、彼らの物語は真実だと、エンドロールは教えてくれる。

オマージュというよりパロディに近い。

思わぬところで日本語が聞こえてきてビックリ。

ドイツにとって、あれから14年たった今だからこそ語ることができる物語なのかもしれない

舞台は名古屋市。でも、ロケは横浜市が中心だったらしい。ROCKじゃない!?

その人気が生み出した利益をめぐって、クヌートが売り買いされるという残念なニュースも。人間は、何処まで身勝手なのか。

堺雅人の胸にまた一つ、勲章が加わったようだ。彼も鼻高々であろう・・・?

アニメーションの素晴らしさへの感激も、最初の数シーンだけ。いつの間にかアニメーションであることさえ忘れ、気がつくと物語に心を奪われていた。

ちょっと長くて退屈なエンドクレジットも、必ず最後まで見ましょう!(ちなみにエンディング曲の歌声はゾーイー・デシャネル。本当は主題歌も)

黒と赤と白の色使いは面白いけれど、作為的過ぎる。

←☆にしてもいいのだが・・・迷うところである。

一方「身替座禅」は狂言に基づくコミカルな作品で、こちらにも三津五郎が出演。その演じ分けにも注目。

町中すごい臭いになっている筈だけど、それは考えないことになっているらしい・・・。

でもやっぱり、もの凄く臭いと思うよ。

オリジナル版に出演したアンジェラ・ランズベリーは「なぜ完璧なものを壊そうとするのか理解できない」と語っている。

「幻遊伝」では何だか浮いていた感じの2人でしたが、本作には完璧に溶け込んでいました。

「耳に残るは君の歌声」で、クリスティーナ・リッチも歌っていました・・・

心を剥き出しにして人と人とがぶつかり合う熱い熱いドラマは、下手なアクション映画など及びもしない迫力。

S・ブテラを含め全員がプロのダンサー。地獄絵図となる後半も含めて、綿密に計算され得た振り付けによるコンテンポラリー・ダンス作品と捉えても面白い。

"Critical Jim"を「毒舌ジム」としか訳せないのが日本語のツライとこ。

「あのスティーヴン・キングが年間ベストワン映画に挙げた!」らしい・・・ホント?

飾り立てた"韓流"とは違う、ドライな映像とリアルなドラマ。音楽も気になる!

菅田将暉演じる"普通"の男が主人公だからこその不気味さ。だが、奥平大兼演じるキャラクタのアナザーストーリーも観てみたい。

たしかに長く複雑な構成だが、その壮大さ故か、意外にも心地よく物語に身を委ねることが出来た。

マンガのように気楽に楽しめるコメディ。僕には少しお気楽過ぎたけど。

9.11後のアメリカを、人の心を、最もリアルに描いた群集劇。心を動かされないシーンは、一つもない。

これは掲示板には載せられないかな･･･

唯一、その映像に負けない音楽が足らなかった

当初、煉獄から戦士として復活したマキシマスが永遠に生きる呪をかけられ、第二次世界大戦やベトナム戦争を戦う、というプランもあったらしい。実現しなくてよかった。

M・ケインとM・フリーマンが睨み合うシーンは、ちょっとフクザツな心境・・・。

D・ラドクリフを悪役に据えるアイデアは良かったが、どうせならもうひとヒネリ欲しい。

僕はどちらかと言えば「乱気流/タービュランス」の方が好み

ピアニスト役はちょっと疑問だったが、イライジャ・ウッドの焦り顔は逸品。

ソレンティーノ監督作品は毎回音楽も楽しみ。今回も僕好みで嬉しい。

お馴染みの顔ぶれから新メンバーまで、豪華すぎるキャストだけで目眩がする。

うれしい津嘉山正種の前節付き!

本作を最後に俳優引退を表明しているイーストウッド。とても残念だが、寂しくも爽やかなこのエンディングの余韻は、いつまでも残るだろう。

高嶋政宏のダンスは悪夢でしか無いが・・・。

完全版=恋愛物語、本作=海に魅せられた男達の物語　は言い過ぎ?

そして、次々と供される渾身の一皿を眼の前にしながら一口も味わうことの出来ない苦々しさをデザートに、コースは締めくくられる。

これでもかと溜めに溜め、ついに響き渡るあの"旋律"。音楽の演出も心憎い!

「ロッキー」役引退を表明しているスタローンだが、まだ未練もありそう・・・。

逆境に立ち向かう孤高のヒーローという「ボーン」シリーズの印象を、あえて利用しているようにも見える・・・。

C・ツィイーのデビュー作「初恋のきた道」もまもなく公開

"greenfingers"という単語は初めて聞いた。英国ならではの言葉?

でも、ちょっと"いい子ちゃん"な作品。

C・ディアスだけは3Dで観ておくべきだったか? 思わずヨダレが出たのは"ブラック・ビューティ"の方だけど。

これでようやくスティーヴン・キングの原作が読める！

2D版を観たが、やはり3Dをかなり意識した映像。中身がない映画はむしろ3Dで観るべきなのか・・・。

その魅力に惹かれたのか、フランスでは昨年大ヒットを記録した

ヤバ過ぎてカットされたシーンもあるとか・・・DVDを待て！

何とも冴えない、有りがちなこのタイトルが、最後には心憎く思えてくる。

私生活でも色々あったようだが、マライアの本格的な復帰が待ち遠しい。

当初、長崎のハウステンボスで撮影する予定だったらしい

大きなスクリーンの映画館で前の方でみましょう

セガールは製作だけでなく、サントラの作詞・作曲までやっている

見終わった後の程良い安堵感が最高

これで心奪われるストーリーがあれば言うことなしだったのだが・・・。

たしかに、V・カッセルの格闘シーンは良くできている。

前作同様ジャン=クリストフ・グランジェの原作かと思っていたら、リュック・ベッソンのオリジナル脚ホンだった・・・

97分版での日本公開だが、127分のディレクターズ・カット版が存在している。

バスの運転手の名前がサムなのは「スピード」("Speed",1994年)へのオマージュ?他にも小ネタはイロイロありそう。

T・バートン監督の「シザー・ハンズ」や「ナイトメア・・・」はこの絵本からの発想?

結局、来たのはオムライスだけ。

ウィノナ・ライダー次回作は11月公開予定の「エイリアン4」

ドラマ以上にドレスが物語っている?

あの「ソウル・トレイン」のVTRを始め全編R&Bに彩られたサントラが最高

"魅力的な"ラッセルの妻を演じるA・ジョリーはジョン・ヴォイトの娘

せめてバレエのシーンがもっとあれば。せっかくM・コープランドやS・ポルーニンを召喚したのに・・・。

醜いところだけでなく、美しいところだけでもなく。一組の夫婦に寄り添いながら、私たちの生きるこの世界を描いている。

焦らされるだけ焦らされたあとの、ラストのセリフは利く。

時々刻々と変化し続ける私たちの一瞬を切り出した写真に写っているのは、そこから移り変わってきた自分。

なぜレッド・オクトーバーを追う!?

タイトルは「クレイジーズ」だが、むしろ作品の冷徹さが恐怖を煽る。

多くの音楽を生み出してきたアメリカの大地だが、その風景に一番沁みるのは、やはりカントリー。

ちょっと音楽はうるさいが、ウィレム・デフォーのナレーションは心地いい。

このCrazy Horseで今年開催されたクリスチャン・ルブタンのプロデュースによるショーが3D映画化、日本での配給も決定、というニュースも。

"ASIANS"を黙ってタイトルから外してしまうところが、いかにも日本的発想で情けなくなる。

歌はほとんどすべて吹き替えのようです。

カイテルの熱唱シーンと、映画に登場するのは初めてという"グレイスランド"も見どころ

R・ファーガソン演じるジェニー・リンドの見事な歌声は、実はLoren Allredによる吹替。だが、その2人のコラボレーションが大きな見所でもある。

B・マーレイが俳優としての実力を見せる

さりげないが、当時の衣装、特にグレースの衣装の見せ方も、また現実感を生み出している

白人キャストの起用という野心的な試み故(?)に味噌が付いてしまったが、アクション・ファンタジーとしてはB級の域を超えた純娯楽大作。

フレンチアルプスの山々を望む風景やニースの美しい街並みを捉えた映像もまた印象的。

近頃流行の大自然のドラマ、とは違う。その映像を通じて、私達の哲学的探求のガイド役を担ってくれる作品。

2000年の歴史と俗世間とが混沌と交じり合う魅惑のローマに、ただただ陶酔。

最後にブリューゲルの「バベルの塔」をじっくり見せてくれるのも嬉しい。

フランス映画もいろいろ観てきたつもりですが、「匿名出産」という制度は初めて知りました。

舞台はニューヨークだが撮影はロケはダブリンなどで行われたらしい。

数寄屋橋阪急内のHMVにはグールドのコーナーが出来てました

フイルムの状態のせいなのか、音声のノイズがひどいのは最悪だった

社会的弱者と冤罪の問題は、決して対岸の火事ではない。

しかし、何よりもブランドンがいなければできなかった作品

フランス映画のリメイクらしいが、取って付けたようなクライマックスはいかにもハリウッド向け。

そのピアノは、もと「プリンセス・プリンセス」の今野登茂子だった

パトリック・マーバー(Patrick Marber)による戯曲の映画化。舞台ではC・オーウェンがダンを演じている。

ハリウッドがこの"美しさ"の領域に到達するのは、まだまだ先か？

「めぐり逢えたら」でも使われたあの名曲が印象的に登場

舞台は架空の町。いくつものロケ地の組み合わせだが、行定監督の柔らかな映像の中で違和感無く溶け合っていた。

IK○Aじゃないのは大人の事情?

エンドクレジットで初めて流れるテーマ音楽"ROAR!"は何処と無く日本映画風。これもオマージュなのだろうか。

公民権法制定に積極的だったとされるジョンソン大統領の描写には、やはり違和感を感じた。

そして、いよいよ来年はスピルバーグ監督"マイノリティ・リポート"の登場である。

その分ギャラも*人分もらえたのカシラ?などといらぬ心配･･･

とにかくセリフを叫びまくる俳優陣の熱演には、圧倒されるばかりであった。

ホーガンはパラマウントに恨みでもあるのかしら??

作品そのものがJ･ロウのためにデザインされているかのようだ。

本作はスパイク・リー＆ハーヴェイ・カイテルで正解でした

紅一点(?)のエレン・バーキン。その迫力と貫禄は、男たちと互角。

石橋凌「ア・ホーマンス」がなんとオカマの役で登場

では、この"記録"を誰が見つけたのか、という辺りから続編に繋げて欲しいところだが・・・脚本のマックス・ランディス(ジョンの息子!)が離脱して企画は頓挫中?

２作品の共通項を括ると、彼のスタイルが見えてきて興味深い

その年になっても子供じみた態度のあの爺さんに、チョット同情してしまう自分が哀しい。

夜の街へと散歩に出る毎に美しくなっていくアンヌ。ありきたりの風景だけに頼らず、パリの魅力を映し出す。

当初は「クローバーフィールド」シリーズに組み込むという案もあったらしい。

9つの命を持つとも言われる猫が、物語を先導する。あたかも、全てを達観しているかのように・・・。

次回作はスピンオフとなるらしいが、シンプルな設定ゆえの拡張性の高さも、ホラーとして優秀。

メインキャスト全員、特に、表情や視線、指先の動きまで神経の行き届いた蒼井優の演技が凄い。

確かに長澤まさみは清楚で美しいけれど、沖縄の離島に溢れる自然とは、どこか対照的。

映像とともにフィリップ・グラスによる音楽もまた衝撃的

「ゴーストライダー」の続編を撮影中のネヴェルダイン&テイラー。2人のアク趣味は、さらに暴走するのか?

ぼくは楽しませていただきました

"第九"誕生の瞬間に立ち会う喜びが味わえる作品。出来れば、全曲聴いていたかったが・・・。

主演よりも、B・ブラットやM・リンスキーといった脇役の方が魅力を発揮してしまったのが最大の難点

電話や車からタクシーの料金表示まで、小道具への細かいこだわりにも意気込みを感じる

民間の資金で核兵器解体を進めるGlobal Nuclear Disarmament Fundが製作した作品。

ただし、実写版アニメ、といった趣。いいキャストを揃えたのだから、対象年齢はもう少し上げて欲しかったかな。

骨太な男達のドラマを、女性監督がどう描くのかにも興味を惹かれたが・・・

結婚式のシーンや音楽の使い方にも違和感・・・何より136分間が心地良すぎる。

看守による暴行事件のニュースを聞いて「日本でも・・・やっぱりなぁ」とガッカリ

アメリカTV番組のパロディだらけでギャグの半分も理解できない

特定の時代、特定の場所、特定の民族だけの話ではない。人は今も、同じ過ちを繰り返している。

教典を手に神の存在を語る我々人間そのものが、神の存在を疑わしくしているように思えてならない。

思わずひれ伏すE・セニエの貫禄と魅惑が、そんな僕の妄想を掻き立てる。

アーバスの作品に触れたことはないが、この映画を素直に受け止めるには、その方がいいのかもしれない。

迫力の映像とサウンドによる劇場版ではオリジナルメイキング映像を追加。これは、単なる偶然ではなく、来るべくして訪れた偶然だったのだ。

何もかもがオリジナルから遠く離れ、それでも人類は「ガンダム」という呪縛から逃れられないのか・・・?

アニメ化40周年記念作品ということで、オープニングにはオールド・ファン?にも嬉しい"おまけ"が・・・。

フランスでは2月6日から実写版"Nicky Larson et le parfum de Cupidon"が公開。こちらのほうが気になる・・・

お金と時間を無駄にした、というこのえも言われぬ感覚は10年ぶりくらいか・・・。

つまり、インターミッションが1ヶ月もあるということか・・・

カヲル君?

今、リアリティを追求するハリウッド3Dアニメと真っ向勝負が挑めるのは、"母"しかいないかも?

「安土城 最後の1日」という期待を煽るサブタイトルにも、ちょっと裏切られた感じ。

「2D」で十分な作品なのに、タイトルに「3D」と入れて強要するのはやめて欲しい。

「劇場版2」(2006年)公開の時に「完結編」とか「ファイナル」とか言っていた気もするのだが・・・これもTRICK?

地球帰還とカプセル分離は2020年12月5日。だが、"彼"は再び地球圏離脱軌道に乗る。2031年の小惑星1998KY26とのランデブーに向けて・・・。

大挙として押し寄せる機械獣たちに懐かしの必殺技を息つく間もなく連呼し続けるアクションシーンは、イロイロと楽しい。

ニョロニョロが登場しないのは、ファンとしてはちょっと不満!?

こんなに血ドバドバで煙草プカプカで爆薬ドッカンドッカンなドラマをTVで放送してよかったの?

「ヤッターキング」は全然別モノになっているけど、山本正之の歌声はそのままで、オールドファンにも嬉しい。

ただし、それ以外のことには期待しないこと

お馴染みの妖怪に扮したトップスター(?)たちの怪演と田中麗奈のナマ脚が唯一の慰め・・・。

猫娘、ねずみ男、砂かけ婆、子なき爺・・・キャストもキャラに馴染んできたようだ。これで終わりではもったいない。

慎ましく生きる夫妻の日常を見つめる、程よい静けさ・・・。吹石一恵もいいが、宮藤官九郎はハマりすぎ。

良くも悪くも娯楽性重視。降板したブラッド・ピットは、もう少し社会派の作品を望んでいたのかも。

トラン・アン・ユン監督次回作はハーヴェイ・カイテルが主演予定

製作は「ドラキュラ」「フランケンシュタイン」を甦らせたF・F・コッポラ

故・立川談志は「粗忽長屋」を「主観長屋」と呼んだそうだが、これは板尾創路の「主観映画」か?

カオリ&スリーキャンディーズこと中ノ森BANDによる名曲のアレンジは新鮮!サントラ出ないのが残念!!

前作と比べながら見るとより楽しめます

ビデオが出たら家族一緒にご覧下さい

なぜか、空手家の大山泰彦が出演している。

ニューマンは「もう１本撮ったら引退する」と宣言しているが・・・

でも、結局はごった煮。オリジナルと言い切れないところが惜しい。こういうごった煮は好きだけど。

ハーヴェイ・カイテルがラストに一瞬だけカメオ出演。

意外にアクションも本格的。コメディをベースとした様々な要素のブレンドが絶妙。

ジ・エッジの言葉:「スパイナル・タップ」(1984年)あの映画を観て、俺は笑わず、泣いた。あまりに現実に近すぎた。

ブルジット・フォンダの出番が少ないのは残念

なんと主演のJ・ビドウは俳優ではなく、映画プロデューサーが本職とか

1ヶ所だけケヴィン・スペイシーが映っているらしい。

≒宮崎駿ではない、スタジオジブリとしての新たな基準点になり得る作品。

ロニー・ユー監督次回作は"Freddy vs. Jason"！

締めが弱いのだけが残念。ビシっとキメて欲しかった。

松重豊の主演でスピンオフを希望。

周囲が濃厚な演技を競い合う中、あえてサラリと安倍晴明を演じてみせた窪塚洋介が面白かった。

オープニング・タイトルを飾るアニメーションも、監督自身の作品。

このどん詰まり感、キツ過ぎるよ・・・。

唐突なアニメーション・パートも「何で?」という感じ・・・。

ちなみにあの立派な"ハコ"は香川県庁。現在、映画のパネル展も実施中!、とか・・・。

生命誕生の現場からの、死の否定を前提とした現代医療への提言。

田中麗奈のセリフは、残念ながらほとんど吹き替え。得意の中国語を披露してくれると期待してたのに・・・。

窪塚洋介、山崎努、大竹しのぶ・・・まず、なにしろ役者がいい

今度、山崎努のほうを主人公にして、つくってくれないですかねぇ

もちろん、60年代から現代に至るまでの見事なライディングシーンの数々も見どころ。

ただ、マイケル・ダグラスの出番が少なくて残念

不安もあったが、これを見せられてしまうと、少佐を演じられるのはS・ヨハンソンしかいないと断言せざるをえない。

原作同様、その密度は濃い

結局、最後まで成仏できなかったのはこの映画そのものだった、というオチ?

音楽ももちろんJ・カーペンターだが、今回は参加アーティストが超豪華!?

これは、もうアクション映画。Dark Castleには"ホラー"を追求して欲しいのだが・・・

黒澤明らとともに鈴木清順の名をエンド・クレジットに掲げ、オマージュを捧げている。

『間違いなく、続編への伏線ね』「ま、まさか[X-ファイル ザ・ムービー2]!?」『あの烏、宇宙生物だったのよ』「飛躍しすぎだと思うけど・・・」

製作費をかけ過ぎたのが唯一にして最大の失点。日本での先行上映初日の今日になって、興行成績的に続編は難しそうという悲しいニュースが・・・。

美しく成長してしまったM・グレイスに、もう次回作は難しいかも・・・という一抹の不安。

映画の闇鍋。

主演の座を奪い損ねた樹木とか、泣き顔怖い芦田愛菜とか、何故か白川由美とか、とにかく温水洋一とか、見所イロイロ。

P・フォンダをキャスティングする遊び心はニクいが、どうせなら彼もバイクで登場して欲しかった!

(日本の銀幕では)久しぶりの登場となるクリストファー・ランバートも見逃せない!(耳なし芳一状態ですが・・・)

オマケ映像有り！最後まで席を立たないこと！！

現実は映画のようには行かない? それとも、映画以上の夢を見させてくれる? 今年のW杯が少し気になり出した・・・。

スター選手たちと共にフィールドを駆け抜ける映像は見所。客席やTV中継では味わえない迫力。

残念(当然)ながら一話完結とはいかず。最終章に辿り着く余力が残っているのか、一抹の不安。

いくら何でも永島敏行はヘンだよ。一番好きなキャラだけど。

ルトガー・ハウアーは何処に出てくるのかと思ったら・・・。

ある意味、ものすごくブラックな結婚コメディ。

リヴェット監督作品にしては2時間35分は短め、だと思っていたら3時間40分のバージョンもあるとか。

与世山澄子の歌う"What a Wonderful World"に涙がこぼれた。きっと、本当に美しい世界で歌っているからだと思う。

一方、G・キニアはいよいよビル・プルマンの後継者に?

次回作「野獣」では、タイトル通り?ワイルドな刑事役。やはりその方が似合いそう・・・。

最初から(ただの)コメディだと思って観れば不満はなし?

A・ボールドウィン、見る度に"貫禄"が増しているけど、ハリウッド・スターとしての魅力を維持しているのは流石。

チグハグにも見える、東京の街の風景や個性的な脇役たちが、実は作品のテイストを整えている。そんな演出がいい。

美肌のM・デイモンもさることながら、あの衣装に負けないM・ダグラスの演技には見惚れる。

一方、D・キートンは"相撲"のシーンで頭を打ち、病院に運ばれたとか。まさに体当たりの演技だが、使われたのがほんの数秒とは、痛い。

竹中直人より篠原ともえの方が良かったんじゃない?彼女が登場した途端、がぜん良くなったよ

「ロミオと･･･」や「十二夜」のストーリーを知っているとさらに楽しめる

荒く、儚げで、美しい映像に魅了された。

しかしラブ・コメディでここまでやる映画も珍しい

主演3女優+大方斐紗子の共演は、まさに修羅場。でも、予想外にポエティックでロマンティックだった。

W・アレン「世界中がアイ・ラヴ・ユー」が思い浮かぶ・・・

大竹しのぶのコスプレもまた、個人的にはセンセーショナル!?

監督は傑作コメディ「ソープディッシュ」のマイケル・ホフマン

この世にいたってロクな事はない。と言わんばかりだが、悲劇的なこの世界を右往左往する人々を観察するのは、結構楽しい。

結婚直前の男性は必見！？

この二人の共演なら、全編ミュージカルにすれば良かったのに・・・

おなかを空かしてみると後悔します。

ちょっと邦題の付け方が気に入らないんですけど

「攻殻」ファンには嬉しい幕切れ。

Production I.Gがティ・ジョイと組んで自ら配給に乗り出したことの方が、むしろ興味深い話題。

表情や動きに面白さがある。が、演技はまだこれから。コメディエンヌとして?の飛躍に期待。

韓国映画が描く歴史的事件にはいつも驚かされ、自分の勉強不足を痛感させられる。

初めは、スタローンの名前も挙がっていたらしいが・・・

青島=織田裕二がいなくでも「踊る」ことは出来ると証明してしまった?

さすがに"平泳ぎ"の実写化は無理だったか・・・。

つい忘れそうになるが、この驚くべき映像の後ろには"人間"もいたのだ。撮影スタッフの功績を讃えたい。

オリジナル版のナレーションはランベール・ウィルソン! なのだが、当然フランス語。草刈正雄の日本語版にしておくべきだったかも・・・。

ベイビー(たち!!)が可愛すぎて泣いた。

女優としてはさらに"切磋琢磨"が必要な北乃きいだが、その素(す)な新鮮さが活きた。

ベルリン国際映画祭などで絶賛された本作は、欧州での公開もすでに決定しているようだ

名前さえ知らなかった場所なのに、この温もりは何だか懐かしい。

エンドロールが始まってもすぐに席を立たないこと!

もう少しスケールを大きくすれば松本清張張りのドラマになりそうだが・・・「○曜サスペンス」どまり。

少なくとも、空いた腹を満たしてくれることは確か。

レッドフォード本人が顔を見せていないのは少し残念だが、安心して物語に身を委ねられるキャストの布陣。

瞳の奥に狂気を宿したチャン・ドンゴンの演技が凄い。だが、彼目当ての女性ファンには辛いかもしれない。

T・カーター監督、今度は実在のフットボール選手を主人公にするらしい。今度は少し重い作品になりそう。

そう言えばベッカムって何処に出てたんだ? まあ、どうでもいいけど・・・。

タルコフスキーの時代はトーキョーが未来だった。ウィンターボトムの今はシャンハイに未来を見る。

夢の共演に観る前から狂喜乱舞!イギー・ポップとトム・ウェイツの会話なんて一生モノ!

小林稔侍演じる寡黙な父親は、決して古風と言うわけではないが、懐かしくて愛しい。

新人女性監督が撮ったと聞いたときは少し驚いたが、本作を観れば納得。コーマンは才能を見抜くその能力で「帝国」を築いたのだ。

フランスでは映画はもちろんサントラも大ヒット。映画を観たら、彼らの歌声をずっと聴いていたくなる・・・。

使われている音楽もまた、ちょっと不思議な感じ・・・と思っていたら、監督自身が担当。

J・プリーストリーは意外な役柄で登場してちょっとビックリ

資生堂のCMや広告を見たのは子供の頃だが、印象は今も鮮烈。こういうドキドキするような広告を、最近は見なくなった。

全米大ヒット中のT・シャドヤック監督最新作は、久々のコメディ"Bruce Almighty"

犯人役K・ベーコンの演技だけが目立つ。日本では何故かD・ファニングが主役扱いになっているが・・・

本作を観たダニー・ボイルは、トマシュ・コットを「007」第25作の悪役に希望したもののプロデューサーが拒絶、それをきっかけに同作の監督を降板した、らしい。

11/3永瀬正敏の舞台挨拶あり！

その演技に込めたR・ゼルウィガーの情熱。彼女はこの役を得るために「シカゴ」に出演した、というウワサも。

<-トンガリアタマ４つ。この映画が最低だなんていう奴はだれだ！

悲しいことに、レイ・リオッタの遺作。近年の彼らしい最期とも言えるが・・・。

"子ぎつね"の可愛らしさばかりを強調した動物映画にしなかったのは、意外と言えば意外。

政治色が一切排除されているのは少し気になる。ファミリー映画に徹したということなのだろうが・・・。

近松門左衛門の作品としてタイトルだけは知っていたが、こんな歴史があったとは・・・

「風に立つライオン」の次がコレという監督の振り幅の大きさに付いて行くのが大変だけど、そこが楽しい。

これこそ究極のグルメ映画。おもいっきり腹を空かして、ヨダレとナミダをダラダラ流しながら観るのが吉。

中でも一番の猛毒は、やはり松たか子。彼女だけで優に"致死量"を超えている!

この事件に関する公的記録のほとんどが抹消されているそうだ

いぶし銀のT・L・ジョーンズには惚れ惚れ。スタアの輝きを完全に消し去ったC・セロンの演技も見事。

ガリを切るとか、古びた建物を守れとか・・・今の高校生たちの目には「千と千尋」や「ポニョ」のようなファンタジーとして映るかも?

先日公開の「ココ・シャネル」(2008年)と大部分が重複しているものの、"ココ"への印象が大きく異なる点は興味深い。

再び赤味を帯びていく肝臓のよう?に、仕事への情熱を取り戻していく主人公を演じる夏川結衣も(ナース姿を含めて!)魅力的。

映画界は今シャネル・ブーム!?続いて「ココ・アヴァン・シャネル」が、そして来年初めに「シャネル&ストラヴィンスキー」が公開へ。

実話に基づく作品。映画でしか知らない"チベット"のイメージが大きく変わる。

休日よりも、仕事帰りに観ると、いいと思う。

Nonchalant=「無関心な」・・・いえいえ、人生に大いに関心を抱いているのがイオセリアーニ監督です。

今年1月4日に国民大会議で採択されたアフガニスタン新憲法には、男女平等も明記された。

(心象表現の手段とは言え)主人公がタバコを吸うのも気になるが、患者に優しくない診療所内の階段も気になる。

こういった作品では珍しいシネマスコープ

故事にあるように、私たちが現実と感じているこの世界こそ、実は誰かの夢なのかもしれないが。

ちなみに、エンデル・ネリスが実際に教えたのは(小学生ではなく)中学生だったらしい。

ウディ・ハレルソンとともに、少年役のジョン・セダが強い印象を残す

評判の良い作品のわりには客が少ない

高所恐怖症の人にはクリフハンガーより恐い!?

一方、冒頭のアイデア、あれ実現しないかなぁ、とも思う

Dark Castle Entertainmentによる初のオリジナル・ストーリー。次回作は「肉の蝋人形」(1953年)のリメイク?

2000年の作品と知って観れば、若手注目株を揃えたキャストは興味深い

お馴染みのABBAの曲や、「もののけ姫」で有名になった米良美一の歌などが使われている

実力派俳優たちが顔を揃え、その演技を堪能できるが、ストーリーやテーマはまとまりに欠ける。

ハリウッド的アクションにはない持ち味は、世界にも通用しそうだ

でも音楽が今ひとつピンとこなかった。リゲティ・ジェルジュの"Requiem"を使った降下シーンは印象的だったけど。

最初に襲われる漁船の名前はコバヤシ・マル。笑える人は笑える

またひとつバリエーションが増えてしまったことへの不安。ゴジラは、このまま無数にその種を増やし続けることになるのか・・・。

ただし、ほぼ「猿の惑星」(?)。

伝説の巨大怪獣のアニメによる表現という第1関門はとりあえず突破、と言ったところか。

巨大怪獣たちの圧倒的存在感! そのバトルのド迫力!! 親子のドラマや環境破壊といったテーマなど、もはや蛇足でしかない。

てっきり次はモスラかと思っていたら・・・。

タイトルデザインはカイル・クーパー!そして音楽は「幻魔大戦」(1983年)以来?のキース・エマーソン!!さすがFINAL!!!

この圧倒的巨体感は映画館だからこその醍醐味。

とりあえず、無数の可能性の中での一つの帰着、と受け止めることにする。

ジェレミー・ノーザムの美しい歌声にビックリ＆ウットリ

かなり刺激的なのに、かなり退屈。これもクローネンバーグのなせる技か。

囲碁に興味を覚えるには遅すぎたが、この作品によって、呉清源という人物への興味はますます深まった。

R・ウィリアムス、E・コステロ、A・モリセット、S・クロウ、N・コール・・・超豪華ゲストの共演だけでも涙もの。

3楽章からなるシンフォニー、を謳うが、聴こえてくるのは人類の奏でる不協和音。だが、それこそ我々本来の"美しさ"かもしれない。

芝居にしても声にしても、少し無理をしている感じ。なり切ろうと頑張っている香取慎吾には申し訳ないが、頑張りすぎの印象。

何だかんだ言っても、その高低差を生かしたジャンプシーンの映像は迫力満点。

結局、今にもこぼれ落ちそうなイ・セウンの大きな目玉が一番怖かった・・・。

主人公は実在した映画監督

総製作費2500万ドル。ビラル曰く「『ファイナル・ファンタジー』のヒロインの髪の毛を動かしたお金と同じ」とか

弾丸の代わりにブラックな笑いを込めて引き金を引くこんな映画が作られている今なら、アメリカにもまだ救いはある。さて日本は?

正直なところBelle and Sebastianにあまり興味はなかったけど・・・とりあえず"God Help the Girl"は聴いてみることにする。

ロバート・"Ｔ２"・パトリックは警官役専門のようだ

途方も無い作業量を想うだけで気が遠くなる。

哲学的好奇心を刺激する本作は、(ワインで儲けた?)自己資金を投じて撮った、恐らくコッポラの精神に最も近い。

切なくも官能的なマイケル・ナイマンの音楽

もちろん子役たちは芸達者だしTVコメディとしては面白いけど、映画にするならスケールに見合う大掛かりなアクションも欲しい。

舞台はアフガン。だが、我々はそこに世界の、あるいは日本の「情景」を見る。

T・コレットはもう完璧なドラッグ・クイーン!?。D・レイノルズ本人の登場は嬉しい驚き!!

一見普通?のオジサン風の竹中直人が実は一番キレてるのが恐い

こうなると、見逃してしまったカヴァイエ監督の前作「すべて彼女のために」("Pour elle",2008年)も気になる・・・。

生々しく描かれた庶民の暮らしを通して見つめ、そして憂う、戦争という日常。

この自由な日本も、全く同じ問題を抱えているはず。なのに、誰も描こうとしないのは何故か?

今から思えばあまりに厳しい戦時下の暮らしも、そこに生きる人々にとっては当たり前の日々。何気ない日常の描写が愛おしくも切ない。

168分という長尺になったが、世界の片隅たちを物語るには、まだ足らない。

ワーニャの未来は、私たちに委ねられる。彼の幸せを願わずにはいられない。が、それは幻想でしかないのかもしれない。

女優B・ハントの監督デビュー作で、その脚本も担当

系統はまるで違いますが「シザーハンズ」を思い出しました

モデルとなったSaliya Kahawatte氏は、障がいを明らかにした後ホテル業界を離れ、自らコンサルティング会社minusVisusを設立した。

ワダエミによる新選組の衣装が、作品の方向性を決めている。

「沙粧妙子/最後の事件」と少し話が似ているような・・・。

その微笑一つで理性を失いかける。Z・デシャネルの魅力、抗し難し。この映画の本当の魅力は脚本にあるのだけれど・・・。

「スタートレック」ファン向けの作品ではないけど、「スタートレック」を知らない人にも向かないかも・・・。

シネマライズでは2話までしか観られなかったので、"こま撮り"が完成したのか気になっていたのです。

指名手配中のマフィアがオーディションに合格して出演していたことも話題に。

唯一の過ちは、"フィラ"のキャスティング。その賢さと愛らしさは、ベテラン女優の名演さえ霞ませた?

G・キーラー司会による本物の"A Prairie Home Companion"は、今もミネソタのラジオ局で続いている・・・。

主題歌を歌うリアン・ライムスもラストに登場

本作で注目度急上昇のJ・フォックスは出演作も続々決定。映画版「マイアミ・バイス」のリカルド・タッブス役も!

アクション映画にしか出られないシュワちゃんが、可哀相に思えてきた・・・

あるシーンに登場するネズミは61匹! 別のシーンには犬が248匹!! あっという間の100分間。でも、その製作過程を想像すると気が遠くなる・・・。

またまた、ウーピーの傑作が増えてしまいました。

製作費45ポンドの超低予算がウリ文句だが、相応の"安っぽい"映画だろうと油断するとゾンビどもに喰われる。

「生きていてすみません!」というインパクトのある原題(&旧邦題)を捨ててしまったのは、ちょっとモッタイナイ。

原作は全米でベストセラーとなったシリーズの１冊

現実から漫画の世界へ「レッツラ・ゴン」となだれ込んでいくクライマックスはケッサク!

パナヒ監督は映画を求め、映画もまた、パナヒ監督を求めている。

純愛映画のようであり、H・バルデムの怪演?はスリラーのようでもあり、美しい映像はファンタジーのようでもあり・・・。

興味は、英国ベストセラーの原作に移る・・・

ナレーションはちょっとやり過ぎではないかと(オマージュなのは理解するけど)・・・。

三池監督作品初体験！浅野忠信が出てなければ観ることはなかっただろう・・・

実現しなかった「レオン」("Leon",1994年)続編の脚本を全面的に書き換えたのがこれ、ということを知らないほうが、素直に楽しめたかも?

彼はスペイン人ではなく、コロンブスという名前でさえ無かった。そんな知的好奇心も刺激する若々しさ!

N・ケイジ次回作はジョン・ウー監督ジョン・トラボルタ共演正月公開「フェイス/オフ」

人々の思いの投影であり身代わりでしかない"代表"という虚ろな存在を演じたイ・ビョンホンが味わい深い。

どっかで見たけど、どこで見たか思い出せない役者が総出演！

馴染みのない土地、馴染みのない行事に少し躊躇していたが、応援と歓声の輪へと気さくに温かく迎え入れてくれた。

原作コミックは"Hellblazer"。「ヘルレイザー」("Hellraiser",1987年)と紛らわしいのでタイトルを変えた、らしい。

特別急行どころか暴走特急だったヒロインが、ローカル線を静かに滑り出す、味のある幕切れ。その後の展開は・・・想像しないでおこう。

"The Rum Diary"のJ・デップ主演による映画化企画もようやく前進し、今年10月米国公開が決定。来日を待つ。

なんか、音楽もすごいです。

我々はそのメッセージを受け取る準備が出来ているだろうか?

で、ちなみに、「玉虫厨子」については、ドキュメンタリー「蘇る玉虫厨子 時空を越えた技の継承」(乾弘明監督,2008年)が詳しい。

そのまっすぐ過ぎる正義感も、僕らにはチクチクと痛い・・・。

結末は知っていても、長い旅の末に辿り着くラストシーンには、思わず涙。

マスクをしてゲホゲホ咳をする人の隣に座ると、リアル感・緊迫感が更にアップ!?

薬師丸ひろ子は「可愛い!」、豊川悦司は「巧い!」、そして石橋蓮司は「凄い!」の一言。

Joy Divisionだけでなく、同時代のアーティストの作品も網羅したサントラは、入門編としても最適。

そう言えば、R・ワイズ、D・ホフマン、L・ガズマンの3人は「ニューオーリンズ・トライアル」でも共演・・・

最後に明かされる意外(ある意味大どんでん返し)な真実とは・・・!?

エンドクレジットの後に"驚愕"の展開が・・・?

B・ピットとM・デイモンが、あるシーンでチラッと登場しますので、お見逃しなく!

社会派の作品だが、織り込まれた人間模様や、特にクライマックスにかけての構成など、娯楽作としても見応えがある。

物語を寸断させてくる看護師が鬱陶しい。それより、「ハンサムガイ」シリーズ最新作の出来が気になる・・・。